これまで多くのプロジェクトに関わってきて、プロジェクトの管理・運営について、自分なりに創意工夫をしながら、ぶつかってきました。

その過程において、プロジェクト・マネジメントに関する知識や、そのためのツールの活用方法を身に付けてきましたが、言ってみれば、良いとこ取りの我流プロジェクト・マネジメント手法。

今後、大きなプロジェクトを控えている身としては、我流プロジェクト・マネジメント手法で押し通すことに一抹の不安もあり、もう一度、プロジェクト・マネジメントを体系的に学び直す必要があると考えていました。

「我流だろうがなんだろうが、結果を出せば良い」と割り切ったアドバイスをくださった方もいるのですが、しくじり先生としては、プロジェクトが失敗に終わったときに、どの部分のマネジメントを改善すべきかということを明確にしないと、成長につながらないと考えています。

もちろん、これまでの経験の中では、自分が試行錯誤を繰り返して確立したつもりの手法やモデルが、実は、既に、他者によって先行確立された手法・モデルであったことなどは多々あるため、もしかしたら、我流のプロジェクト・マネジメント手法が、実際のところは、かなりスタンダードに近かったりするかもしれません。

いずれにせよ、スタンダードなプロジェクト・マネジメントの知識体系を学ばないことには、自分自身の問題意識やスキルアップも図れないので、さっさと学習を始めようと思います。