組織内でトラブルが生じたときに、採用されがちな対策として、研修の実施というものがあります。
ただ、この研修というのは、「しないよりは、した方がまし」程度の効果しか期待できないものですが、管理職としては「対策を講じた」という、根拠なき満足感(あるいは安心感)を与えるもので、アリバイ工作以上でも、以下でもないものです。
セミナーや研修は受講するだけではなく、その後の行動定着が大事ということが言わずもがななのですが、どうやって、それを果たすのか?
私の回答としては非常にシンプル。
受講者に費用負担させて、投じた費用(投資)に見合うだけの効果(対価)を得られるよう、受講生に意識させること。
私も多額の自己投資をしてきた身なので、やはり身銭を切るというのは、研修効果を最大化させる上で、極めて有効という意識を持っています。
研修は実施することのOutputではなく、研修効果の定着というOutcomeを重要視すべきですね。
FELIX@EPYON_FELIX
行動定着できなければ、どんな研修もムダ #SmartNews 理論と実践は別。 https://t.co/PYhNUFEhX7
2016年12月16日 06:30