本日は、数年ぶりに世界文化遺産にも登録された仙巌園と尚古集成館へ。
入場して、真っ先に目に入ったのが、こちらの集成館事業を説明した案内板。
このテイストはどこかで見たような・・・。
そうです。先日、カフェ・アカデミアが開催された薩摩藩英国留学生記念館と同じテイストなんです。
世界文化遺産に登録された仙巌園と尚古集成館は、民間企業である株式会社島津興業が運営していますが、他方で、2014年に建設された薩摩藩英国留学生記念館は、いちき串木野市による運営となっており、運営者が一体というわけではありません。
しかし、集成館事業により大きな影響を受けた薩摩藩の留学生たちが、後に大きく日本の近代化を推進したことを鑑みれば、ストーリーとしては十分な一体性があるため、それを伝える施設は同様のテイスト(デザイン)を保つべきだと考えます。
距離的に離れている文化施設を、ストーリーとデザインをもってつなげるという視点。
このような文化観光も如何でしょうか。