こういう政策もイタリアらしいと思える記事が掲載されていました。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160917-00512447-shincho-int
今年18歳を迎える若者を対象に、博物館や美術館、コンサートや文化イベント支払のために500ユーロ(約5万7千円)を支給するというもの。
日本で言うところの「ばら撒き」や選挙対策という批判は当然のように想定されますが、美術・芸術鑑賞の活動に対象を限定している点が、日本では考え付かない政策のように思われます。
イタリアの諸都市を訪問してみると、中高生と思しき学生が、パンテオンやサンタ・マリア・デル・フィオーレ前に座り込んで、デッサンに勤しむ姿を見かけます。
身の回りで当たり前のように芸術作品が溶け込んでいて、その中で、日常生活を営むことで、自然に芸術やデザインに対する感性が磨かれるのかもしれません。
日本で、同様の政策を打ち出したとして、一人当たり5万7千円の支給額のうち、一体いくらを芸術・文化活動に向けて消費されることになるか…。
日伊両国の文化水準の差異を比較する上で、興味深い政策になるかもしれません。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160917-00512447-shincho-int
今年18歳を迎える若者を対象に、博物館や美術館、コンサートや文化イベント支払のために500ユーロ(約5万7千円)を支給するというもの。
日本で言うところの「ばら撒き」や選挙対策という批判は当然のように想定されますが、美術・芸術鑑賞の活動に対象を限定している点が、日本では考え付かない政策のように思われます。
イタリアの諸都市を訪問してみると、中高生と思しき学生が、パンテオンやサンタ・マリア・デル・フィオーレ前に座り込んで、デッサンに勤しむ姿を見かけます。
身の回りで当たり前のように芸術作品が溶け込んでいて、その中で、日常生活を営むことで、自然に芸術やデザインに対する感性が磨かれるのかもしれません。
日本で、同様の政策を打ち出したとして、一人当たり5万7千円の支給額のうち、一体いくらを芸術・文化活動に向けて消費されることになるか…。
日伊両国の文化水準の差異を比較する上で、興味深い政策になるかもしれません。