平成16年の初就任以後、3期・12年にわたり鹿児島県知事を務めてきた伊藤祐一郎氏が退任することとなりました。
恐らく本日夕方のニュースや明日の新聞では在職期間の評価に関する報道がなされるのではないかと思います。
とはいえ、農林水産業と観光産業を基軸とするアジア経済とのリンケージ強化、産業遺産の世界文化遺産登録、そして、今後、迎える奄美の世界自然遺産登録やかごしま国体の開催などは、現時点というよりは、10年や20年といった長期的な視点で、その意義・意味というものが、真の意味で理解されるのではないかと考えます。
伊藤知事の選挙後の弁である「主要プロジェクトはほぼ達成した」という言葉どおり、未来の鹿児島を創造していく上での大きな障害はなく、何よりも安定的に運営できる健全な行財政体制を残されたことは、今後生じるであろう課題にも、柔軟かつ積極的に対応できる余地(裁量)があることを意味し、現時点でも賞賛すべき功績であると考えます。
選挙期間中には、マニフェスト分析をさせていただきましたが、県政の幅の広さとボリュームの大きさを改めて思い知らされるとともに、それら全ての分野で、(ある意味孤独な)意思決定を行わざるを得ない重労働と重圧は容易に想像できました。
それを12年間にわたり、見方によってはプライベートを犠牲にしながら、業務を続けたことに対しては、職業人あるいはプロフェッショナルを目指す者として、模範にすべき姿であろうと考えます。
伊藤知事の長年の御労苦を察するとともに、これから先の更なる活躍をお祈りしながら、明日からの新たなる鹿児島県政の発展を考えていきたいと思います。
恐らく本日夕方のニュースや明日の新聞では在職期間の評価に関する報道がなされるのではないかと思います。
とはいえ、農林水産業と観光産業を基軸とするアジア経済とのリンケージ強化、産業遺産の世界文化遺産登録、そして、今後、迎える奄美の世界自然遺産登録やかごしま国体の開催などは、現時点というよりは、10年や20年といった長期的な視点で、その意義・意味というものが、真の意味で理解されるのではないかと考えます。
伊藤知事の選挙後の弁である「主要プロジェクトはほぼ達成した」という言葉どおり、未来の鹿児島を創造していく上での大きな障害はなく、何よりも安定的に運営できる健全な行財政体制を残されたことは、今後生じるであろう課題にも、柔軟かつ積極的に対応できる余地(裁量)があることを意味し、現時点でも賞賛すべき功績であると考えます。
選挙期間中には、マニフェスト分析をさせていただきましたが、県政の幅の広さとボリュームの大きさを改めて思い知らされるとともに、それら全ての分野で、(ある意味孤独な)意思決定を行わざるを得ない重労働と重圧は容易に想像できました。
それを12年間にわたり、見方によってはプライベートを犠牲にしながら、業務を続けたことに対しては、職業人あるいはプロフェッショナルを目指す者として、模範にすべき姿であろうと考えます。
伊藤知事の長年の御労苦を察するとともに、これから先の更なる活躍をお祈りしながら、明日からの新たなる鹿児島県政の発展を考えていきたいと思います。