今回の鹿児島知事選挙は、思わぬ偶然から注目を浴びることとなり、アクセス件数が伸びたのは、先日のポスト記事のとおりです。
一時のバブルのようなもので、選挙も終わったことだし、バブルも崩壊し、アクセス件数も減少すると思っていましたが・・・。
依然として高いアクセス件数を維持しています。
というよりも、むしろ選挙期間中よりもアクセス件数が増加しています。
ブログのアクセス件数だけでなく、Facebookのリーチ数も勘案すると、1日当たり3000名の読者数を抱えていることとなります。
※ブログランキングについては、グループ・団体:13位/5707位、九州・沖縄:27位/9991位となっています(7月11日現在)
大きな予算と権限を持ちナショナル・ミニマムを保障する国(政府)と基礎的自治体である市町村との間に挟まれて「中二階」とも揶揄される県政に対して、ここまで多くの人が関心を持ったという一事だけでも、今回の鹿児島県知事選は意味があったかもしれません。
実際に、選挙が終わった現在でも、「今後の鹿児島県政はどうなりますか?」という質問が寄せられます。
正直言って、それを断言できるほどの材料が揃ってないので、回答できません。
また、「7月11日付けの南日本新聞の社説で、新知事が掲げた政策の実現可能性や利害調整の手腕を疑問視する意見が掲載されていたけど、こちらのブログでは何度もそれを取り上げていたのに、なぜ選挙期間中は大事な論点があまり取り上げられなかったのか?」という疑問も寄せられました。
それについても、正直言って、公職選挙法にそれほど詳しくないし、ひょっとしたら、メディアの政治的中立性という点から、踏み込んだ論評を控えるという大人の事情があったかもしれないので、回答できません。
ただ、我々は「政策」を研究対象とする研究グループである以上は、政策の実現可能性を分析した以上は、今後も、それらをフォローしながら、政策の効果を適切に検証していく必要があると考えます。
もちろん、それらの政策を取り巻く外部環境、例えば、政府の施策動向であったり、グローバル経済の変化であったり、視野に入れながらですが。
今回の選挙結果について、地元ラジオ放送の解説を締めくくる一言に以下のようなメッセージがありました。
「選挙は終わりましたが、
県政も国政も、
実際に新しい枠組みで、
動き出すこれからが重要です。
国政では憲法改正の論議が
進む可能性もあります。
県政では三反園さんが訴えた
県民視点の
県政が実現できるのかが
注目です。
有権者の皆さんには、
引き続き政治に関心を持って
頂きたいと思います。」
我々としても、政策に興味を持っていただくきっかけが生まれたので、この動きを更に拡大するための活動を検討していきます。