目標達成に向けた行動科学

４月からポジションも変わったこともあり、今後は、部下の指導・育成も大事な仕事。

上手に資料を作成方法や効率的な仕事の進め方などテクニックを教えるのではなく、

①仕事にビジョンを持つ
②ビジョンに沿った目標を設定する
③自ら進捗を判断し、改善や軌道修正を行う
④一定期間経過したら、適切に評価（リビュー）し、次なる一手を考える

という仕事の「作法」を教え込んでいきたいと考えています。

そんな時に大事なことは、自らの経験・体験を踏まえた経験論ではなく、理論に基づいた合理的な行動科学アプローチに基づいて説得すること。

http://toyokeizai.net/articles/-/111104

経験論に基づいた意見も決して軽視すべきではないですが、同様の条件下に遭遇するケースはそれほどないため、やはり個別性や一過性の問題があり、参考程度にとどめるべきだと考えます。

であるならば、蓋然性の高い理論（セオリー）に基づいた方が、期待する成果を得たり、あるいは、得ることができなかったにしても検証の視点を獲得することができます。

むやみやたらに挑戦するのではなく、挑戦の過程で「学習」というメリットを得る機会を重視すべきです。