本日は母の日でした。特にプレゼントを用意していた訳ではないのですが、私も母に向けてグリーティングカードを贈りました。
母には、迷惑を掛けてばかりいるので、少しでも感謝の気持ちを表せれば幸いです。
私が、自分のやりたいことをやらせてくれている両親に感謝したい、と考える度に思い浮かぶのが、『今を生きる』という、ロビン・ウィリアムズ主演の映画です。
『今を生きる』(原題: Dead Poets Society)は1989年のアメリカ映画で、バーモントにある全寮制の名門進学校を舞台にしており、人生のバイブルとも言えるような数多くの名言が印象的な作品。
厳格な教師が揃うウェルトン校に赴任してきた、ロビン・ウィリアムズ演じるジョン・キーティングは新任の英語教師であり、ウェルトン校のOBでもある。学生達は彼の風変わりな授業に、最初は戸惑うものの、次第に行動力を刺激され、新鮮な考えに目覚めていきます。
ある日、優等生のニールは学校の古い年鑑に、キーティングが学生時代に『死せる詩人の会』というクラブを作っていたことを見つけ、ダルトンやノックスらと共に、近くの洞窟でクラブを再開させます。ニールの同室である転校生のトッドも、誘われるままそれに加わり、彼らは自らを語りあうことで自分がやりたいものは何か自覚していく。
ニールは俳優を志し『真夏の夜の夢』の舞台に立つものの、父親に反対され陸軍士官学校に転校させられることになり、ここである事件が起こります。その後の展開については、ぜひDVDでどうぞ。
見所は、感動を呼ぶラストシーン。少なくとも自分の中では、映画史上屈指の名シーンだと思う(`・ω・´)
そんな偏屈教師、キーティング先生の残した名言の中で、特にお気に入りなものをまとめてみた。
(今を生きる 名言1)
過去は過ぎ去り、
未来はまだ来ない。
いまを生きよ。
(今を生きる 名言2)
君たちの目標は、
自分の声を見つけることだ。
探すことを先に延ばせば延ばすだけ、
自分の声は見つかりにくくなる。
(今を生きる 名言3)
みんな、机の上に飛び乗れ!
さあ、飛び乗るんだ。
そこから見ると
世界は違って見えないか?
「今を生きよ」とは、ラテン語のCarpe Diemの日本語訳。紀元前1世紀の古代ローマの詩人、ホラティウスの詩に登場する語句であり、邦題のタイトルにもなっています。
久しぶりにDVDをレンタルしてみた私も、日常生活でつい忘れがちな「違う視点から物事を見る」という重要性を、キーティング先生から啓蒙を受けたような気がしました。
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