A．痛みを取ることへのこだわり

これまで、慢性痛の原因と治療についてお話してきました👀

また、疼痛閾値の低下、ストレスの身体化についてもお話させて頂きました

これらはもちろんとても大切なことですが、今回は、

そもそも慢性痛（長引く痛み）になぜ苦しむのか、「慢性痛の本当の問題点」は何なのか、

について説明したいと思います。

慢性痛の皆さんは、なぜ苦しまれるのか。

それは痛み以上に、「痛みを取ることへのこだわり」に苦しまれるからです。

「この痛みはどうにかならないのか。いつも痛みのことで頭がいっぱいで、痛みから片時も離れることができない。」

「この痛みのせいで、私の人生は狂ってしまった。この痛みのせいで、もう人生はおしまいだ。」

「とにかく痛みのない、元の体に戻りたい、元の体を返して欲しい。痛みの原因となった事故が恨めしい。」

「痛みが取れない限り、私には生きている価値がない。あんなに好きだったゴルフに出かける気も起きない。少しでも痛みが楽にならなければ、外に出るのも意味がないし、そんな気にもなれない。」

大げさだと思われますか？

極端な例ではありますが、程度の差こそあれ、慢性痛を抱える方は同じような悩みで苦しんでいらっしゃいます

これは、通常のケガである急性痛（例えば擦り傷や切り傷など）とは、大きく異なる部分です。

それではどうするのか👀

基本的には、このページの一番最初に挙げたように、病院で原因をしっかり見極め、必要な治療を進めていくことが大前提です。

ですが、皆さんがご自身で、お家でもできる重要なポイントが2つあります

次週、そのポイントについてご説明いたします。

フェリシティークリニック名古屋

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Q．慢性痛の本当の問題点とは？