
14年共に暮らした家族が僕を
動物管理センターって場所に置いていった
そぅ
僕は家族に捨てられた・・・
不安で寂しくて一晩中
泣いて喚いて喉が痛い
でも
知らないおばさんとおじさんが迎えに来た

寒くて固い床のお部屋から出て
僕は綺麗にして貰い
おばさんとおじさんのお家に来たんだ
たくさんの猫とか犬がいる
賑やかなお家・・・

僕は僕と同じ立場の「サムライ」って猫に
この家の事、教えて貰ったんだ

サムライはこの家に1年もいるんだって!
仲間と仲良く出来なくて
おばさんやおじさんとも沢山遊べなくて
寂しいって言うんだ・・・
サムライはWキャリアなんだって

僕は犬だから猫の事知らなかったけど
僕より不幸な気がした・・・

だけどサムライは僕たち犬とは仲良く暮らせるんだ

サムライの病気は僕たちにはうつらないからねっ

僕はセンターに捨てられ
灰になる前に助けて貰えたけど
僕の体はもぅ年老いてボロボロ・・・
あのままだったら
僕はもぅこの世にはいないかもしれない

僕がお腹痛くて下痢して
💩スタイルで歩く僕を
おじさんがシート持って追いかけてくれる
毎日、お腹をマッサージしてくれる
次いでに、足るんだホッペも

リフトアップとか言って


僕は
救われた
ラッキーなぢぃちゃんだ
立つのもやっとだった体も
おばさんがご飯にかけてくれるサプリで
エース坊っちゃんと遊べるまで回復出来た

僕は
救われた
ラッキーなぢぃちゃんだ
まだ生きていて良いんだ
このままサムライと共に保護っ子のままでも、僕には温かな場所がある
でも
我が儘を言って良いのなら
もぅ一度
家族が欲しい・・・
僕は
家族と認めて貰える場所で幕を下ろしたい・・・

