運動にはかなりのメリットがあります

肥満解消や生活習慣病の予防といった身体的な健康へのメリットは誰でも知っていると思いますが、これらは運動のメリットのほんの一部です。

 

私がこの運動に注目するようになったのは、メンタルヘルスを気にするようになったから。

 

心の健康について調べていると、運動をするべきという意見をよく見かけたので、実践してみました。

実際に行ってみると、想像以上の効果があり、心がすっきりとする感覚がありました。

 

心の健康と運動

 

自律神経が整うことが理由のようです。

 

自律神経は、常に働いてくれている神経ですが、状況に応じた交感神経と副交感神経の使い分けが必要です。

 

これが乱れている状態だと落ち着きたい時に落ち着けない、何かするべき時にやる気が出ないということになってしまいますが、運動すればこういった自律神経が乱れた状態を防ぐことが期待できるのだそうです。

 

こういった経験をしたのでより詳しく調べてみると、運動がもたらすのはメンタルの安定以外にも、心や頭に様々な影響をもたらしていることが分かりました。

 

集中力が上がるという効果もあります。

これは短期的にも長期的にも集中力によいそうです。

 

つまり、運動を続けるとベースとなる集中力が上がるという効果がある一方で、数分間の運動をすればその後数時間の集中力を維持しやすくなるという効果もあるのです。

 

前頭葉が発達することで、脳の血流がアップするのだそうです。

 

また、ドーパミンの分泌も促されます。ドーパミンという脳内物質は、やる気や頭がぱっと晴れるという効果があります。

 

実際にその効果を実感している方もいらっしゃるようですね。

 

厳しい運動で集中力・意志力は身につくか

 

頭が良くなる、という研究もあります。

運動をすると、脳由来神経栄養因子増えることがこの根拠であるとされています。

 

この脳の栄養になる物質は、脳細胞の増加や成長を促すというのです。

 

 

なお、運動は有酸素運動がよいそうです。

 

いわゆる、歩いたり走ったりするなど、ある程度の時間をかけて息が少し上がるような運動です。

 

私は、30分程度の運動を週3回ほどやるといいと聞いたので、そのペースで実践しています。

 

ただ、これには個人差があるので、継続することを重視して自分のペースで進めた方がよいようです。

 

結局、現代の人は動かなすぎなのだろうなと思います。

 

実際に調べてみると、狩猟採集時代に長い時間をかけて形付けられてきた人間の身体は、ある程度運動することを前提としているので、しっかり動き回ることに最適化されているとみなしている研究者は多いようなのです。

 

運動することが当たり前ということを思い出しつつ、数ある運動のメリットを思い出しながら運動を習慣化していきます。