相手は昇格組のEAギャンガン、アウェイとはいえ格下相手に開幕戦から不覚を取られたくはないところです。
～試合実況～
試合の主導権を握ったのはやはりマルセイユ、14分左サイドアンドレ・アイェウのロブパスに抜け出したのは今季レアルマドリードからレンタルで加入したモラタ、シュートは外れたが早くも存在感を示す。
22分ギャンガンにアクシデント、エースのYatabaréが怪我のためMandanneとの交代を余儀なくされる。
得点源を欠いたギャンガンだが、26分に最大のチャンスが訪れる。KerbratがPA内で倒されPKを獲得をするがこの交錯によりKerbratは負傷しVivianと交代、前半で早くも交代枠を二枚使用してしまう。なんとしてもこのチャンスを決めたいギャンガン、キッカーはMandanne.....ゴール右側に蹴ったボールはマルセイユGKマンダンダがスーパーセーブ！
ギャンガンはこの試合最大のチャンスを逃してしまう。
このPKを止めた事により試合の流れは完全にマルセイユに傾いた。
前半終了間際、右サイドを抜け出した20歳の新星トヴァンがゴール前に完璧なクロス、合わせたのは21歳のモラタ。
期待の若手二人がマルセイユのリーグ戦初ゴールを決め前半を終える。
48分には左サイドアイェウのクロスにモラタが頭で決めるもこれはオフサイド、2点目とはならない。
55分にはDFのヌクメがオーバーラップ、左サイドバックメンディのロングボールに反応しGKとの一対一を演出するもこれを決めきれない。
何とか流れを変えたいギャンガンは61分Giresseに変わってBeauvueを投入、これで交代枠を全て使い切る。
再び試合が動いたのは65分、マルセイユの大黒柱ヴァルブエナのスルーパスにモラタが抜け出し冷静にゴール右隅に決め2-0。
モラタはカントナの起用に見事に応えた。
ここでモラタは交代、変わって入るのはジニャック。肋骨の負傷により開幕戦までに復帰出来るか微妙だったが、何とか間に合わせることができた。
71分そのジニャックがいきなり見せ場を作る。右サイドバックファンニのクロスに右足で反応、これがゴール右隅に決まり3-0。ギャンガンを一気に突き放す。
78分マルセイユはインビュラに変わり若手のレミナを投入。
80分そのレミナがミドルシュートを放つもこれはGKのSamassaがセーブ。
そして試合終了間際の90分に左SBメンディのクロスにジニャックが合わせて4-0。
モラタの活躍に刺激を受けたか、ジニャックも2ゴールを挙げる活躍を見せた。
最終スコアは4-0でマルセイユの圧勝。
ギャンガンは序盤のチャンスをものにできなかったのが痛かった。
MOMは攻守に活躍した右サイドバックのファン二(8.8)。
他にもモラタやジニャックの活躍が目立った。
開幕戦を見事勝利で収めたマルセイユ。このまま勢いに乗ることができるでしょうか！？
次回に続く。