仕事が終わって携帯を見ると、次男からラインが入っていた。
頭痛い
たったそれだけだったが、それはいつもの次男だった。やたら短い。その後すぐに炭酸のジュースを買ってきてくれと連絡があった。
頭痛いって、風邪は良くなっていく様子だったのに変だなと思いつつ帰ってみると、かなり頭痛が激しい感じだった。
夜中には嘔吐もあった。吐き気も辛そうだったけれど、頭痛の方がもっと辛そうだったので、ロキソニンを飲ませた。頭痛は軽くなって眠れたようだった。
翌日、起きた直後はまだ良かったがだんだん頭痛がひどくなり、七転八倒するようになった。熱を計ると38度近くまで上がっていた。ここまで酷い頭痛が続くのはおかしいと病院に行った。
私は、髄膜炎という言葉が頭にチラチラ浮かんできた。
やはり医師も髄膜炎を疑って診察したが、今のところ髄膜炎の症状は出てないということだった。しかし、頭痛が続いて嘔吐が激しくなったら疑わしいとのことだった。
その場しのぎのロキソニンを処方され、それは翌日も手放せなくなり、月曜日には病院に行くこと絶対になった。
しかし、月曜日の朝、嘔吐が激しくなり、容態が急変し、病院に救急車で搬送された。容態の急変は意識が朦朧としたような感じで、実際に意識がなくなったわけではないと思う。
搬送先は、次男が生後間もなくから小学2年生ままで通院していた病院だった。自宅から割と近いし、それはラッキーだった。
しかし、診断の結果は胃腸炎だった。
胃腸炎???
冗談じゃない💦こんなに頭痛が酷いのに、嘔吐があったからって、胃腸炎ってふざけんなと心の中で必死にこらえた。嘔吐が激しかったのでとりあえず入院はできた。
1日目は見当違いな検査をしていたが、翌日になってようやく髄膜炎を疑ってくれて、腰椎穿刺をした。嘔吐はなくなっていた。
入院3日目まで頭痛は続いた。自宅にいるときからそうだったが、音をすごく嫌がり、特に子供の泣き声はダメだった。
ウィルス性髄膜炎だと対処療法しかないが、検査結果が出るまで時間がかかるため、細菌性も考慮した上で抗生物質の点滴をした。ウィルス性はヘルペスなら対応できる薬剤があるらしく、その点滴も打った。
入院4日目になると頭痛は治まっているようだった。私は入院2日目から仕事に行き、面会は19時くらいになっていた。多分少なくとも来週の頭には退院だろうと予測していたし、看護師の方にもそう言われた。
ところが、次男がトイレに行こうと''トイレ"と言葉にしたとき、耳を疑った。完全に呂律が回っていなかった。翌日不安になった私は仕事を早退して、病院に駆けつけた。やはり主治医もちょうど病室に駆けつけて、診察をし始めた。
それまでは、ウィルス性の髄膜炎だと診断されていたので、ウィルス性の髄膜炎の症状に呂律が回らないとかは聞いたことがなかった。
次男と私の闘いはこの日から始まったと言えるだろう。。
