基本情報技術者試験 -25ページ目
ワンチップマイコンの内蔵メモリとしてフラッシュメモリが採用されている理由として、適切なものはどれか。
    ア.ソフトウェアのコードサイズを小さくできる。
    イ.マイコン出荷後もソフトウェアの書換えが可能である。
    ウ.マイコンの処理性能が向上する。
    エ.マスク ROM よりも信頼性が向上する

【解説】
フラッシュメモリは、バックアップ電源が不要で、
ブロック単位、もしくは一括して内容を消去・書き込みができるようにEEPROMを改良したものです。

従来は、組込みシステムの内蔵メモリとしてマスクROM(内容の変更ができない)が使われていました。

データ保護ができる反面、出荷後に変更したくても、書きかえができないので、
更新処理が必要な場合は、ROMの交換を行うなど莫大なコストを要することになりました。

フラッシュメモリをマイコンの内臓メモリとして使うことにより、
ユーザの操作によってデータ書換えが可能になり、
出荷後の更新作業が以前よりも容易に行えるようになってルといえます。

【解答】イ
基本情報処理試験では 処理手順を示すのに

流れ図(フローチャート)

と 

擬似言語 

を 使っています。

流れ図(フローチャート)は その名のとおり、処理の流れを決められた図式を使って
上から下へと表現していく方法です。

FLOWCHART_TANSI


フローチャートは 文書だけで指示されるよりも手順がわかりやすいことから、古くからアルゴリズムの表現方法に 現場で使われてきました。また、使われる記号が少ないことから、初心者であっても呑み込みやすくできています。
しかしながら、現場で いざ 開発言語に展開する向きになると、頭の中でその手順をもう一度こねくり回す必要が出てくるのではないでしょうか?

もしかすると そういう意味で より現場での開発能力を確かめるために出てきたのが擬似言語なのかもしれません。
擬似言語は、流れ図では表現できないデータの構造に関する情報等も記述する形式になっています。
言語によっては、そのまま置き換え可能な形式なのが ポイントでしょう。

GIJIGENGO_TEMP

 引用:IPA 平成24年秋季基本情報技術者試験 午後問題 P3

 

 

アルゴリズム」というのは、「問題を解くための手順」と考えてもらえばよいでしょう。


その基本となるパターンは 次の3つ。


①順次

  1つの処理終了後に次の処理を行う。

  処理は 上から下へと 順番に行われる。

②選択(分岐)

  条件が提示され、条件によって次に行われる処理が決まる。

  「条件を満足した場合は処理1へ、満足しない場合は処理2へ」のように。

③繰り返し

 同じ処理を繰り返し行う。

 処理を繰り返す条件は、「何回」と回数指定を行われる場合もあれば、

 「条件が満足している間」「ある状態になるまで

 と 表現には差がある。



どんな大きな流れのシステムでも この3つのアルゴリズムの組み合わせで成り立っていると考えると、基礎を押さえておくと 後が楽になるということがわかるでしょう。


順次」「選択」「繰り返し」この3つの基本制御構造のみで記述するプログラミング技法を「構造化プログラミング」と呼びます。