
本文はここから
お祭り、好きです。
といっても、遠出できる体ではありませんから
有名なお祭りではなく
地元の商店街などの小さなお祭り。
宵宮の雰囲気が好きなのです。
ですからそれで
十分楽しめるのです。
子供のころから宵宮の出店が好きでした。
薄暗い出店の灯りは
古びた裸電球。
熱気と強烈な陰影に、
ガラクタが宝物に変わる空間です。
祖父母の家に泊って
夏祭りに出かけるのは
特別な楽しみでした。
出店で買ってもらった
モール細工の蝶々や
プラスチックに金色の塗料を塗ったアクセサリーを
眺める夜、
無上の幸せに酔っていました。
朝が来ればその輝きは褪せてしまうのだけれども
それでも
大事に飾ったり使ったりしたものでした。
夜のお出掛けの興奮の記憶が
夜店のガラクタに淡い輝きとなって
残っているのでしょうか(笑)
大人の今は、お祭りを楽しんで家に帰ってきて
「今日はおまつりだから♪」
というので
ビール(風アルコール飲料)を頂く楽しみもあります。
お祭りの夜に頂くビールはなぜ美味しいのでしょうか(笑)?
お祭り・・不思議な時間ですね。
今も好きです。