落花 (夢一夜 弐拾陸)2011.03.14 午睡の夢 庭に出た。 雉の墓の側の、山茶花の前に立った。 薄曇り、寒くはなく、数日前の雪で地面は潤っていた。 山茶花の木の下に花が落ちている。 雉が頬付けをした枝に、一輪咲いた花だった。 椿の花のように落ちている。 この木は山茶花なのに。 そう思ったところで目が覚めた。