今日は、女王の教室スペシャルでしたね。
実は、本編も毎週録画して観ていました(笑)。
私には、小学生の姪がいるので、かなり興味深く観られました。
実際の学校の様子などを聞いてみると
学級崩壊はドラマだけの話ではなく、先生をバカにしている人が多いようです。
それを受けて先生も、子供達になるべく嫌われないように友達みたいに接するそうです。
手を上げたら、すぐに体罰ということで親が乗り込んでくるのも事実だそうです。
「本当に、その人のことを思って行動すれば必ず愛情は伝わる」
なるほど、その通りだと思います。
同じ叩かれるのでも、愛情と憎しみどちらが篭っているか誰でも分かるはずです。
でも、「うわべだけ優しくするのではなく、本当の意味で相手を思いやる」ということは
実の親でも難しいことなのではないかと思います。
ましてや、教師が一人ひとりの生徒を真剣に思いやることは本当に難しいでしょう。
教師の仕事は、思いのほか雑用や事務的な負担も多いといいますし。
私も、相談してくれた人のことを、精一杯思うことが仕事なのですが
日々の雑事に追われ、占い結果をタイピングしているときに、
ふとその作業が業務的になっていることがあります。
そんな時、ハッと気づいてタイプした分、全ての文章を削除することがあります。
たとえそれをタイプするのに一時間かかっていたとしてもです。
なぜなら、私の仕事は、ただ単に占って、それを伝えるだけではないのですから。
相談してくれた方の気持ちを想像したり、
占い結果を受けてどうアドバイスしたら相手にとって一番良いのだろうか。
これを練って練って、目を閉じて強くイメージすることを欠かしてはいけないんですね。
お金が儲かればいい、仕事を無難にこなせばいい。
それでも気楽に過ごせるでしょうが、そんなのは単なるお金の奴隷に過ぎません。
誇りを持って、そして誰かを幸せにしたいと心から願える仕事は
対価以上のすばらしい輝きやパワー、生きがいをくれるのです。
どんな仕事でも、他人の幸せを願い、それを想像し・・・
今やっていることの先に、その想像が繋がっている。
そう、自信を持てたら素晴らしいですよね。
教師、占い師に限らずそれはどんな仕事でも共通して言えることです。
みなさん、誰かの喜ぶ顔や幸せそうな顔を想像してお仕事、してみてください。
部品工場で働いている方は、自分が作った部品を使ってできる物で人々が喜んでいる姿を、
お花屋さんは、自分の売っている花で誰かが癒されたり、微笑んでいる姿を。
主婦の方は、自分の作ったご飯が愛する人の血となり肉となり、健康を支えていることを・・・
それ以外にも沢山、想像は膨らませることができるでしょう。
しょせん綺麗事だよ、と思う方も多いでしょう。
でも、そんな想像をしていると、どんな仕事にも誇りと喜びを見出せるんですよ。
「給料が安い」「労働時間が長い」「待遇が悪い」「もっと評価されるべきだ」
こんなふうに自分のことばかり考えると、なぜが皆、不幸になります。
今日、女王の教室を観て、そんなことを心から感じさせられました。
ぜひ子供達にも大人にも、観てほしいお勧めの作品です。