オレオレ詐欺
■振り込め詐欺と呼ばれるようになったオレオレ詐欺
「おれだよ、おれ。」と電話をかけ、電話に出た者がうっかり「○○ちゃん?」などと問い直すと、「そう、○○。実は事故にあっちゃってお金が必要になった。すぐにお金を振り込んで。」などと言い、指定した銀行等の口座に現金を振り込ませるやり口からその名前がついた“詐欺”事件です。
平成19年上半期(1月~6月)の東京都内の「振り込め詐欺」の被害件数は、1,055件で、そのうち「オレオレ詐欺」は828件となっています。
■振り込め詐欺の手口
お金が必要な理由は、借金の返済、事件(他人にケガをさせた、高価な物を壊した)や交通事故の示談金、弁済費など様々。
【例】 「お母さん(お父さん)、お金をすぐに振り込んで。副業で浄水器の仕事をしていたんだけど資金繰りがうまくいかなくて会社のお金を使い込んでしまったんだ。今、会社に監査が入っているから、ばれたら警察沙汰になって逮捕される。会社もクビになる。たすけて。」
「お母さん(お父さん)、お金を貸して。すぐにお金を返さないといけないんだ。」、「友達が借金するときに保証人になってしまった。友達が返済できないので、自分が返済することになった。」
また、警察官や弁護士、鉄道関係者を名乗って、痴漢による逮捕を免れるための示談金を請求することも。
【例】 「△△警察の□□です。お宅のご主人(お子さん、お孫さん)が電車内で痴漢をして逮捕されています。相手の人が示談にしてもいいと言っていますので、至急○○○万円を振り込んでください。」、「すぐに振り込まないとマスコミにばらすぞ。」と言って困惑させる場合も。
■騙しのテクニック
・事前に身内を名乗り「携帯電話の番号が変わったから控えておいて」等と連絡しておき、電話番号を控えさせ、騙しの電話をするときの警戒感を払拭させる。
・あらかじめ、「風邪をひいて声が変だと思うけど・・。」と言っておき、相手に疑問を抱かせない。
・複数の人が登場する劇団型で、もっともらしく話を展開する。
ご主人やお子さん、お孫さんなど、身内を装う者
警察官や弁護士、鉄道関係者を装う者
痴漢の被害者の身内や交通事故の当事者を装い、被害を受けたと主張する者
など、役割を分担し、実に巧みなグループワーキングで金銭をだまし取ろうとします。人を不安に陥れるようにもっともらしくストーリーが展開され、また、タイミングよく相手が電話を変わるので、そのペースに巻き込まれてしまい、冷静に考える余裕をなくして、オレオレ詐欺の手口を知っている人でもだまされてしまうのです。
【例】銀行等の閉店間際に振り込みを要求してきて、「時間がない」と言って急がせる。
次回は「オレオレ詐欺対策編」です!
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