以前からパートナーはスポンサーが欲しいと言っていたのですが、
アルコール依存症無知の私は、
「スポンサーとは??それは、アルコール依存症の人はお酒にお金使いすぎて破綻するから、その飲むお金をくれる、云わばお酒を買ってくれる人の事ですか?」とパートナーに聞くと、
「違います。相談役です」と私の勘違いをパートナーは正してくれました。
私の家には、お土産で頂いたウイスキーやブランデーが台所に置いてありましたが処分に困っていました。
私の家族はお酒を飲めないからです。
年に1度か2度位、父親が「ビール飲みたかったから買ってきた」と350mlの缶ビールを買って帰ってきて、母親と2人で分け合って飲んでいましたが、両親とも1口飲んで顔を真っ赤にし、2口飲んでもういらないという感じです。
そんな環境で育った私に、パートナーのアルコール依存症を分かろうとしても、かなり高い壁を感じ無理があります。
パートナーがお酒を飲んだと聞くと、私は病気と思えず意志の弱い人間だとしか今は思えません。
そんな私がアルコール依存症のパートナーにしてやれることは「今日は1日お酒を飲まない」と一緒に言い「飲みたくなったらチョコレート食べる」と言うくらいしか出来ないので、私もパートナーがスポンサーを見つけることを願っていました。
今日、パートナーがAAから帰ってくると「スポンサーをお願いした」と報告がありました。
長年断酒をしている人でパートナーに良く話しかけてくれます。
アルコール依存症のパートナーを分かってくれる同じくアルコール依存症のスポンサーは強い味方です。