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can do can go

星を廻せ 世界を掴め


人生初のロケ地巡礼、木更津上陸は16歳の時のこと。

12月23日。終業式の数日後。
RADの10周年幕張ライブにおひとりさま参戦。
スタンディングの入場待ち、みんな冷たいコンクリに体育座りしてるのはビビった。周りがカップルだらけで、あの時だけはソロ参戦後悔したっけな。

好きなバンドのライブ、というものに初めて触れた日の記憶は、とにかく楽しかったに尽きる。(05410)-ん、もしも、オーダーメイド、有心論。おもーい体引きずって部活に向かう、中学生の頃の自分が見えたような気がしたりして。
帰りは雨が降ってて、とにかく寒かった。
がらがらの内房線、チェックインが遅れますとどこかの駅のホームから掛けた電話。
雨降りしきる木更津駅に、降り立った時の感動を、今でも覚えてる。


聖地、だったんだ。やっぱり。
わたしにとって、木更津という場所は。
ぶっさんが、モー子が、バンビが、うっちーが、アニが、マスターが、ローズ姐さんが、生きている土地なのだ。

私(と妹)にとっては、本当に、後にも先にも、これだけ回数観たドラマはないよ!というドラマだったから。次点で花男、流星、メイちゃんの執事、イケパラ、やまたろなど。

もう日付が変わる頃、終電間近の木更津駅は真っ暗で閑散としていて。それは雨降ってるせいだったのか、はたまた。
ホテルに向かう道中で、いくつかの建物や道にハッとさせられた。幾度も木更津にいることを実感した。でもそれ以上に、あまりに暗いし怖いし寒いし、何より翌日の朝が早かったから、さっさとコンビニに寄った。「木更津」と入ったあんドーナツのレシートが嬉しくて、捨てられないまま、インクがだいぶ薄れてしまったそれは今も、私の財布の中にある。


その日泊まったホテルの名前は「ホテル銀河」。キャッツ撮影中にスタッフの方々が泊まっていたホテルだと知って、そのおんぼろ格安ホテルに即決だった。設備のことは覚えてない。何しろ、次の日は嵐のじゃぽにずむ公演だった。ライブのはしごなんて、15の小娘からしてみれば前代未聞。今考えてみれば、クリスマスイブを家族以外と過ごすのも初めてだった。

とにかく、ホテル銀河に滞在したのはたった5~6時間。始発は無理だったけど、8時には東京ドームにいた記憶がある。結局、明るい木更津はほとんど見られなかった。けれど、ほんの少しの滞在でも分かった。やっぱり木更津は侘しくて、どこか懐かしい街だった。



この春休みに、木更津リベンジの夢叶えようかな、と思っていた矢先。
幕張本郷のあの場所へのお誘いを受けた。それもかなり昔からの夢だった。大好きな彼のルーツを辿る旅にも、期待は膨らむ。








大学生のうちに、やりたいことはやり尽くしておきたい。どうせやりたいことなんて無尽蔵に生まれてくるんだから、やり惜しみしてたら勿体無い。

好奇心だけで生きているなと、最近また強く感じる。一眼カメラも、フィルムカメラも、トロンボーンも、居酒屋バイトも、ファミレスバイトも。
声優のライブも、バンドのライブハウスも、車の展示イベントも、基本的には身銭切ってでも行きたいし、実際行ってる。


何だか生き急ぐ、私のルーツは何だろう、これまた最近よく考えるけど、皆目見当もつかない。

でも、友達に会いに、嵐に会いに、1人で初めて東京へ来たのは15歳の時のこと。
年間で10数本の遠征現場を体験したのは16の時のこと。
2学期の終業式前日の、直前まで言い出せなかった現場遠征が親を完全に怒らせ、呆れさせ、高速バスの発着場までの送迎もしてもらえず、深夜の寒空の下、1時間以上かけて駅から家まで歩いたこと。

遠征中は、アドレナリンが出ている。タフになるし、無駄にガッツがある。昨年はおひとりさまで、北から南まで、北海道・新潟・仙台・愛知・大阪・岡山を遠征旅行した。案外楽しめた。



さて、何の話だったか。

そうそう、90年代の青春18きっぷの広告コピーが気に入ったんだった。



「じゆうだい!10代」

私の10代は、必ずしも、というか全然キラキラしてない。
でも間違いなく、自由を追い求める10代ではある、気がする。拙いながらに、落とし込める器も小さいなりに、色んなものを少しずつ掬って歩く。そんな私の10代、案外悪くない気がするよ、って、言ってみる。



3月に、青春18きっぷを使って山口から京都まで行きたいと考えている。
頓挫するかも。でも、一度やりたいと思ったら絶対に曲げない頑固者な自分を、よおく知っている。
最近「それもまた一興だよ」って、人に言うことが増えた。いい言葉だなと思う、だって、本当に正しいことなんて世の中にはひと握りしかないから。大抵の事をそれもまた一興だって笑えたら、随分得な気がする。

とりあえず山口で角島大橋と元乃隅稲成神社に行きたい。あとは桜が見たい。
今はとりあえず山口行きの航空便の予約だけして、先立つものを用意する(ために日々労働)。




色んなこと見て、聞いて、吸収して、魅力的なおとなになりたいと思う。
いつかあなたと話す機会ができた時、魅力的な人間で在りたいから。そんな、邪で純粋な気持ちを抱えたまま、私はもうすぐ19になります。


18歳最後の日に、成人式の前撮りをすることが決まってる。もう、そんな歳か。


この前お母さんに、嵐好きになってから10年経っちゃったんだーって言ったら、色々言われてしまった。「アイドル」に現を抜かして、まあ色々やらかした事もあったから、仕方ない。

振り返る歴史があるというのは、嬉しくて愛おしくて、幸せなこと。

長すぎた反抗期のあと、長いこと険悪な仲だったお父さんがそろそろと歩み寄ってくれるのを感じたのは、木曜7時になるとチャンネルをフジテレビに変える、だとか、お正月が過ぎた頃に年末年始の厚いTVガイドをくれる、だとか、雨の日の駅送迎の車内でsakuraを口ずさんでるだとか、そういうことからだった。
実家を出てからも、私が必ずお祝いしていた5つ+2つの記念日は、家族の意識にあったらしい。そんなことが、こんなにも嬉しい。



つい感傷的になってしまいがち。

とりとめもない、深夜の独り言でした。