どうも、だいぶ間が空きましたが(^▽^;)
奥深きトイレプランの第二回目です。
今日は、どんな仕様にしてトイレプランを成功させるか!
ですね( ̄▽ ̄)
では、さっそく。
便器何選べば良いと思います?
タンクレス or タンク付き?
トイレは大きく分けて2つになると思います。
が、昨今のトイレといえばタンクレストイレが
優勢を保っているような気がしますね。
違いについて見ていきましょう。
タンクレストイレ
【タンクレストイレのメリット】
・見た目がスッキリ、カッコいい
・掃除しやすい
【タンクレストイレのデメリット】
・タンク付よりも少しお高め
・水圧が低いと使えない
※ただし水圧が弱くてもブースターが付いていれば問題ない
・意外に音がうるさい
・手洗いを付ける必要がある
・電気を使って流すため停電時使えない(=バケツで流す必要あり)
※これは停電時に対応できるものが増えてきているが使い方を覚えておく必要がある
ただ、手洗い場は好きなボウルを設置するなど
結構遊べる所なので、お洒落にしてあげると
トイレの雰囲気がグッとよくなりますよ。
タンク付きトイレ
【タンク付きトイレのメリット】
・値段が安い
機能はどこまで必要?
最新のトイレは昔のトイレと比べて非常に高性能・高機能です。
便座が温かったり、ウォシュレットがついていたり
温風乾燥、小便が飛び跳ねない工夫があったり
電動でリフトアップして掃除しやすくなっていたり
フタの自動開閉、自動洗浄、リモコン・・・etc
ほんとーに至れり尽くせりって感じ。
掃除がしやすくてシンプルなものでいいか
少しでもより快適になるように高機能にしようと思うか?
これは…お好みですね(^▽^;)
手洗いはどうする?
タンク付トイレだと、手洗いがタンクに付いたものがありますね。
これは一番安く済みますが…
タンクレストイレだとそうはいきませんよね。
必然的に手洗いは必要となってきますが
いろんなタイプがあります。
収納がセットになった手洗いとか(アラウーノの回を見てね)
ベッセルボウルタイプとかおしゃれなヤツもいっぱいありますよ。
人とは違うおしゃれな手洗いがいいなぁ~という人は
ネットで検索してみてください。
陶器・ガラス・金属いろんな素材のものが
めちゃめちゃいっぱい出てきますから(笑)
床材は?
床材選びは重要です。
水だけでなく、アンモニア・強い洗剤が飛び散る過酷な環境なので
普通のフローリングではいけません。
しかし、トイレも他の部屋と同じようにフローリングにしたい
という要望は意外と多いので、注意が必要です。
フローリングは基本的に水に弱く
アンモニアや強力なトイレ用洗剤が付くと
腐食したり変色したりしてしまいます。
どんなにまめに掃除をしようが、トイレマットを敷こうが
飛び散り範囲は想像以上に広く
また便器の付け根に垂れてくることもあるため
あっという間に黒い染みができてしまうことが少なくありません。
失敗の実例で、リビングと同じ無垢材を敷いたところ
1年も経たないうちに黒い染みが点々とでき
結局上からクッションフロアを敷くことになったというケースもあります。
トイレの床は他の部屋とは全く違う
過酷な状況にある!
これを肝に銘じておいて下さい('-'*)(,_,*)('-'*)(,_,*)
でも、トイレの床もフローリングがいいんですぅ。:゚(。ノω\。)゚・。
という場合は、表面の耐久性をよ~くチェックです。
最近のフローリングは
本物の木の風合いを再現した特殊な化粧シートで仕上げられた
アンモニアや洗剤に強い製品があります。
高級感があり、美しさが際立つ
(アーキスペックフローリングA/パナソニック)
ただし水に強いと書いてあるフローリングでも
アンモニアには弱いことも多いので
耐アンモニアと表記してあるタイプを選ぶとより安心です。
また、表面がアンモニアに強くても
フローリングの継ぎ目から染みこんでしまうと
臭いの原因になってしまいます。
トイレにフローリングを敷く際は、接合部に水が染みこまない構造であること
またはシリコンを注入するなどの工事の工夫も必要です(。+・`ω・´)キリッ
トイレの臭いの元を分解する床用大型セラミックタイル
(ハイドロセラ フロアJ/TOTO)
質感と高級感、美しさを保ち続ける寿命が長く
濡れたモップでサッと拭けて掃除もラク!
というタイルの良さに
大きな1枚もので、一番汚れやすい便器のまわりに
目地ができないというスゴ技を合わせた
トイレ専用の大型セラミックタイルです。
光触媒を利用したハイドロテクトが
臭いや汚れのこびりつきを防ぎ、抗菌効果を発揮します。
ナチュラルホワイトや大理石調のカラー等が色柄も豊富で
厚さは12mmなので、周辺のフローリング材と高さをあわせやすく
リフォームでも使いやすい床材です。
安いだけじゃない!
デザイン豊富でリフォームが楽なクッションフロア
トイレの床を手ごろにイメチェンできるのは
CFシート・クッションフロアシートと呼ばれる塩ビシート。
ビニールなので水拭きOKだし値段も安く
リフォーム工事もとても簡単というもの!
大理石などのストーン調、素焼き陶器のようなテラコッタ
本物そっくりのコルクやフローリング柄など
デザインの豊富さはダントツです。
掃除が簡単で、安くリフォームできるのが魅力
汚れやすいトイレの床を選ぶときのポイントをまとめてみると
1.耐水性・防汚機能
2.掃除のしやすさ
3.バリエーション
4.耐用年数
5.リフォーム費用
このような項目になると思うのですが
このどれもが一番なのがクッションフロア
とも言えます。
高級感はどうしても劣ってしまいますが…。
サニタリーフロア
(ユカハードサニタリー/OKURA)
擦り傷・摩擦につよいEB硬化樹脂コーティングと
耐アンモニア性に優れたサニタリーフロアー。
サイズを幅広にし、汚れや埃がたまりやすい溝をなくして
便器下及び周囲に継ぎ目が来ないようになっているので
お手入れが簡単。
トイレ施工にピッタリのコンパクト梱包(1.65㎡(0.5坪)/ケース)
というのも、材料に無駄が出なくて良いらしいです。
いかがでしたでしょうか。
トイレの床選びは、他の部屋とは基準が違う!
再度復習、以下のポイントを忘れずにチェックですよ。
1.アンモニア・洗剤・水に強いか
2.掃除がしやすく、においを防いで清潔に保てるか
3.費用がかさまず、工事がしやすいか
壁
トイレに限らず
どんなクロスを使うかで空間の印象は大きく変わる。
というのは、このブログを読んでくださっている皆さんは
よ~く知っているはず。
でも、トイレの場合はそれ以前に
機能性を重視して考えるのがオススメ。
そもそも、トイレの壁汚れの原因は
【1】黒ずみ
便器の水を流す際に水しぶきが飛び散りやすく、湿気がこもりやすいトイレ。
ホコリなども付着しやすく、壁に飛び散った水に気づかずに
そのままにしているとホコリなどを餌にカビが繁殖してしまいます。
タオルなんかをかけているとタオルで隠れる部分の壁黒くなってません?
これが、黒カビ( ゚ ▽ ゚ ;)
【2】黄ばみ
黄ばみは、主に飛び散った尿が放置されてできます(゚ー゚;
どんなに小まめに便器を掃除しても、「なんか臭うよね…」という場合は
壁の黄ばみが臭いの元であることがほとんどなんです。
特に男性が多いご家庭のトイレは
どうしても尿が飛び散りやすいので要注意。
これらから、トイレの壁を守らなければなりません。
トイレのクロス選びは、まず以下の機能性があるかがポイントです。
『高耐久性』 『消臭』
『抗アレルゲン』 『吸放湿』
はたまた『マイナスイオン』を発する壁紙まであります!
もうびっくりさヽ(゜▽、゜)ノ
これらは、機能性壁紙といいます。
壁紙のカタログには、それが持つ機能もちゃんと
書いてあるのでチェックしながら選んで下さいね。
消臭機能のあるもの・防水タイプのクロスを選べば
おそうじの回数を減らせるし、簡単に済ませられる!
湿気が気になるなんて場合には
防カビ対応のクロスを使うことで問題解決!
クロスによって
「ニオイ・水ハネを抑えられる=掃除の回数・時間が減る」
とってもわかりやすいですよね:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
余談ですが…(^▽^;)
色柄を選ぶときは、アクセントになるようなものを選ぶと
便器の白色が美しく映え、清潔感が増します。
壁の全面にとなると、狭いだけに圧迫感を感じてしまうので
1面だけアクセントになる色を持ってくるのが
おススメですね。
アクセント色を張る面は、タンクを背にする張り方
側面の長い壁、座った時に正面に見える壁の中などがありますが
窓やドアが無いフラットな壁面を選ぶと、色柄が映えます。
また、入り口の正面にある壁と天井を同じにすると
拡がり(奥行)を感じさせることができますよ。
あ!あとね、照明と壁紙の色の相性もあるんです!
トイレの照明ってオレンジ色の電球色のところ多くないですか?
あの電球色は、青系の壁紙を残念な青に
見せてしまいます。
逆に、昼白色・昼光色は薄ーいピンクとかを
寒々しいこれまた残念な色に見せてしまいます(´_`。)
…こんなとこですかね。
1坪弱の空間の奥の深さをたっぷり
感じる内容になったのではないでしょうか。
トイレのプラン考えるときはぜひ参考にしてみてくださいね
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