ありえない。
何処かで誰かが言っていたのですが
ありえないということがありえない。
いわゆるカルチャーショックというものが私を襲った。
突然の中国出張命令。
中国語はおろか英語すらビタイチ話せない私に下った悪魔のような発言。
私の折れた心をさらにへし折る数々の出来事。
ダイジェストにかつリアルにお伝えしましょう。
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初日
①日本語はわかるが、英語すら通じないホテルが☆☆☆☆☆認定されてる。
何基準かはわからないところがまた凄い。
②ホテルの目の前で突然に花火を打ち上げる。
ちょうど日本と電話中で「え?襲われてる?」とか言われたくらい目の前。
③酒でも飲もうかとルームサービスで水を頼んだら「お金かかるけど大丈夫?」と3回電話掛かってきた。
私からするとあなたたちの方が心配です。
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初日は移動のみで終了。この時点で日本に帰りたさ50%は行ってました。
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2日目
①飯食うところが蝿だらけ。
蝿と共存してた。ドラクエとかだったらレベルアップするんじゃね?ってくらい蝿を倒した。
②食事を持ってくるウエイトレスさんが基本真顔。
これはウエイトレスに限らず、ホテルの従業員が基本真顔だった。ちなみにマクドナルドもスマイルじゃなかっ た。
③Wi-Fiが飛んでると見せかけて飛んでなかった。
これが一番ビビッた。認識はするのに接続できない。一体何が飛んでいるのだろうか。
④交通ルールが存在しない。
今回の出張中雇ったドライバーが信号が赤でも突っ走ったり逆走したり異常にクラクション鳴らしたりするから
怖すぎると思ったらそれが普通だった。
⑤挨拶代わりにクラクション
上にも書いたが中国人は異常なほどクラクションを鳴らす。香港ではあまりにもうるさすぎて法律で禁止したがそれでも止まらず、車からクラクションを外したこともあるそうだ。
⑥黄砂のせいか口の中がジャリジャリする。
さすが黄砂の原産国。
⑦空気中にケサランパサランみたいな埃が舞ってる。
これがもしケサランパサランなら中国は永遠に安泰だと思う。ちなみに地域的なものかと思ったが全日程で見たので全土もしくは広範囲に出現していると思われる。
⑧地図に書いてある高速道路が完全な嘘。
これもビビッた。地図には書いてあるのに実際行くと高速道路が無い。おかげで次の町に行くまでに5時間以上掛かった。
⑨ホテルでのルームサービスに懲りたので外に水を買いに行ったらコンビニみたいなところの店員が自分の店の商品の値段を知らなかった。
どないせーちゅうねん。ちなみにおばあちゃんが店番してたが、「領収書くれ」と言ったら「字が書けない」と言われた。どないせーちゅうねん。
⑩ホテルのトイレのペーパーがほぼ0スタート。
初めて用を足したのに無くなった。ちなみに完全に処理しきれてはいなかった。
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2日目にメインで動いていたからか、ありえない状況が目立った。中国という国の恐ろしさが分かった。
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3日目
①ホテルの冷蔵庫の中身が賞味期限切れ。
ここまで来るともうこんなことでは動じない。何事も無かったように冷蔵庫を閉じた。
②駐車場の枠線に対して横向きに車を止める。
おかげで3台分のスペースが1台で埋まってた。
③公衆トイレに個室が無かった。
どうしても我慢できず入ったトイレに個室はなく、小と大が並んで行う状況に。私は小だったが隣でおっさんが大してた。
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こんなもんですが如何だったでしょうか?
国も4000年の歴史を持つとあそこまで大変なことになるのかと思いつつ帰国しましたが
悪いことばかり書いたりするのもあまり宜しくないので
中国でよかったことも書いておきましょう。
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①もてなしの心がハンパない。
ものすごい大量にご飯や酒を勧めてくれる。ワイワイするのが好きっぽい。
②何事にもバイタリティがすごい。
大阪よりも商売人の血が濃いのではないだろうか。尊敬できるほどのバイタリティを感じた。
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てな感じです。確かに日本とはもう国民性というか国家の主義から違うんだからつらつらと上記記載した内容など取るに足らない問題なのですよ。
ただ高度に経済も発展してきているのであればもう少し衛生面にも気を配れよと
あとサービスとは何ぞやと言うことを学べやと
私が言いたかったのはそういうことです。
今回私が訪れたところは中国は青島(チンタオ)です。
皆様も機会があれば是非行ってみて下さい。
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但しそれ相応の覚悟はしていってくださいね。