昨夜、ペットのハムスターが死んでしまっていた。生まれた時から育て2年半程。寿命が来たようだ。
4歳の娘と一緒に可愛がっていたので、死んだところは見せない方がいいかと思い、家族が寝静まってから、カゴを綺麗にしておいた。
翌日朝に「ヒッヒ🐹がいない」と娘から言われ、天国へ登っていったんだよ、と遠回しに説明したら、まだつたない言葉で「ヒッヒが遠いところへ飛んでいって、どこにいるか分からないの?」的に聞かれ、彼女なりに理解したかと思った。
外に家族と出かける前で支度をしてたのだが、いきなり絵を描き始めた。
それは、ヒッヒが翼で飛んでいる絵。文字は最近学んだものを彼女なりにメッセージとしてつけていた。文字に意味はないが、ヒッヒを探してるというメッセージのつもりらしい。その描いた紙を切って外出に持っていくと言い出し、外の人にヒッヒを見なかったか尋ねまわる、と言いたいようだった。
外出先のモールで、同じくらいの子供やペットショップの店員に拙い言葉で尋ねていた。その翼を羽ばたかすヒッヒの絵を見せながら。
僕も嫁も、娘のそんな姿に可愛いなと思いながら、色んな意味で心が痛かった。
やはり死んだ所は、見せるべきだったのかな、と思った。娘をショックにさせたり悲しませたくないけど、どうなんだろう。自分自身うまく説明できないから僕自身逃げたのかも。死んで天国へ行って、永遠の幸福の世界へ行ったと、想像で説明することが一番平安に大事にしてきたペットの死を受け入れられる。
非現実的でも、信じることで救われる事ってまさにこの事だな、なんて色々考えてしまった。。