経験20年の臨床心理士が教える

起業で行動できるマインドセット

 

自信構築の専門家

日高潤子です。

 

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早朝のジョギング途中で

出会った花です。

 

たぶん、朝顔?

ちょっと違うかな?

 

朝顔、昼顔、夕顔。。。

 

似ている花が多くて

私にはよく区別がつきません 笑。

 

 

 

 

 

 

 

この花が朝顔かどうかは

わからないのですけど

 

朝顔のことを思うと

いつも思い出すのは

小学校の頃のこと。

 

学校の宿題で

毎朝、毎朝、観察日記を

かかなければなりませんでした。

 

 

全員が自分の鉢をもらって

そこに種から植え育てた朝顔。

my 朝顔ですね。

 

それに花が咲くようになったら

毎日、観察絵日記をかくのです。

 

そして、花の季節がおわり

種がなったら収穫する。。。

 

というのをやっていました。

 

 

 

観察絵日記といっても

毎日、同じような葉っぱ

同じようなつぼみ、同じような花。

 

わかりやすい変化は

多少、つるが伸びているくらい。

 

 

 

それでも、毎日描きます。

宿題ですから 笑。

 

 

 

たぶんめんどくさいなあと

思っていたことでしょう。

 

早起きもしなければなりませんしね。

 

 

 

結局、その宿題が

何の役に立ったのかはわかりませんが

 

 

今になっても

朝顔を見るたびに

 

あの頃の

 

夏の早朝の空気の感じや

朝顔の開いたばかりの花の美しさ

うすい花びらのはかなげな透明感

花びらに残る朝露のしずくの光

 

などが鮮やかによみがえります。

 

 

 

これはやはり

毎日毎日、描き続けたからこそ

でしょうね。

 

 

 

絵を描くときって

心が直接、描かれているものと

つながる気がします。

 

頭で考えることや

知識やジャッジなどが入り込まない

気がします。

 

 

絵で描いたものでなくても

心でそういう出会い方をしたものなら

なんであっても

 

朝顔のように鮮やかに

私の中に残るのだと思います。

 

 

 

そして、それは

人との出会いも同じだと思うのです。

 

 

ほんとうは

どの瞬間も、だれとでも

絵を描くときのように

先入観も、分析も、ジャッジも、

依存も、投影もなく

 

 

その方から私の心に届き

私の心が感じるものを

受け取っていさえすればよいのでしょう。

 

 

それなのに、

頭で考えたあれこれを

その人と私との間に

持ち込んでしまいがちな日常です。

 

 

 

それを思うと

カウンセリングという場は

人工的で非日常な場であるからこそ

かえって心で出会うということを

しやすいと感じています。

 

 

私がこれまでに得た知識や

過去の体験からくる先入観や

「○○でなければ」と自分をしばる価値観。。。

 

そういったものをすべて脇において

 

 

朝顔を描いていた

小学生の私のように

目の前の方と出会う。

 

 

朝顔と向き合ったように

その方と向き合う。

 

 

そうしていると

 

朝顔がその美しさを

鮮やかに見せてくれたように

 

目の前の方も

その本来の姿を見せてくれます。

 

 

その本来の姿とは

 

ご本人も見失い忘れていた姿だったり

フタをして自分に禁じていた姿だったり

 

ということが多いので

 

 

それがふたたび

表に立ち現われて

目撃されることで

 

「問題」や「症状」と見えていたものに

「変化」が生じる。

 

 

カウンセリングで起こっているのは

このようなことかもしれないと

思います。

 

 

今日は朝顔からの連想を

とりとめもなく書いてみました。

 

 

おつきあいくださり

ありがとうございます。