私が(うつ)になった時の体験談を少しづつお話させて頂きます汗

今、同じように苦しんでいらっしゃる方々の参考になれば幸いですニコニコ

 

それは今から33年前の長女出産時のことです赤ちゃん

 

私は今は長野に住んでいますが、

里帰り出産をするため実家の名古屋に帰っていました。

 

出産予定日の1週間前、急に破水し、入院することになりました病院

 

その日は土曜日、

その夜入院し、翌日曜日の朝9時に分娩台の上に上がりましたアップ

 

初めての出産で不安はありましたが、

赤ちゃんは無事に生まれてホッとしましたが、

その後、先生は何か処置に手間取っているのか、

私はずっと分娩台の上で1時間くらい足を広げたままでしたあせる

ちなみに分娩に立ち会った先生は私と同い年の女医さんでした。

 

後からわかったことですが、

胎盤が癒着していて剝がれなかったため無理に剥し、

また、収縮するはずの子口が閉じなかったため、

糸で縫う処置を施したようでした。

その処置で身体半分の出血(約2,500cc)があったと後で知りましたびっくり

 

命にかかわる出血量でしたが、

その時は輸血をしないで造血剤の点滴を打つことになりました。

その後3日間はベッドから降りることは許されず、

トイレに立たなくても良いように管をつけられ、

安静にしていなければなりませんでしたショボーン

 

その後順調に回復しているかのように思われました。

 

出産後、ちょうど2週間経った日曜日、

その日は朝からどういうわけか怠くて元気がなかったのですが、

可愛いわが子にお乳をあげなきゃ、と、

自分を奮い立たせて授乳室に向かいましたあし


赤ちゃんにお乳をあげて少し経った時、

段々少なくなるはずの経血がたくさん出てきたような感触がしたので、

看護師さんに赤ちゃんを一旦預け、

病室に戻ろうと5,6歩歩いた時でした。

 

突然、洗面器をひっくり返したような大量の血液が、

足を伝って床にドバっと広がりましたびっくり

 

授乳室に居合わせたママさん達が一斉に、

「キャーッ‼」と声をあげました叫び

 

私はそこに立っていられなくなり、

へなへなと床に倒れていきましたダウン

 

意識が段々薄くなり…

 

一体どういうこと?

血がないのにまた出血?

そんな… もしかしたら私はこのまま死んでしまうの?

 

恐怖を感じましたドクロ

 

周りがバタバタし始めましたあせる

看護師さんが「どうしたのっ⁉」と叫びながら走って来ました。

私は車椅子に乗せられ手術室に運ばれました車椅子

その時の出血量は約2,300㏄だと看護師さんが言っていました。

 

しばらくすると看護師さんが、

「下平さん、担当医をポケベルで何回も呼んでるんだけど、

連絡が取れないの。そして、当直の先生は別の病院の先生で、

手術中だから手術が終わらないと来れないの、ごめんなさいね…」

と私に言いました。

 

「えっ、そんな…

 じゃあ、私はこのまま死んでしまうの?」

 

あまりのショックから言葉には出ませんでしたが、

頭の中は不安でいっぱいでしたガーン

 

そんなことが頭をよぎる中、

看護師さんは続けて私の耳元で囁くように言いました。

「このまま手術になるかも知れないからご主人を呼びますね。」

 

私の主人をわざわざ長野から呼ぶくらいだからよほどのことなんだろう…

あぁ、私は助かるのかな…

 

段々意識が薄くなって、

目を開けていられなくなりました汗

 

出血多量で死んでいく、ってことは、

段々意識が薄くなって、

眠るように死んでいくのか…

あぁ、もうダメかも知れない、

私が死ぬなんて、

夢であって欲しい…

 

私はそれ以上考えることが出来なくなり、

頭の中が真っ白になりました。

 

    ・・・・・・・・・

 

 

誰か先生が来たようです走る人

 

「この人のカルテは⁉ 血液型は⁈」

 

私は遠のく行く意識の中で力を振り絞って言いましたあせる

「O型です、輸血して下さい‼」

 

2,500㏄出血した後の2,300㏄の出血って、

もう身体の中の血は全然ないじゃない!

 

ダメだ、死ねないよ、私が死んだらこの子に誰がお乳をあげるの?

 

もうこれは輸血でもしなければ死ぬに違いない…

「輸血して下さい‼」

私はもう一度叫ぶように言いました。

 


 

看護師さんの声が聞こえました耳

「先生、最高血圧が50になりました!」

 

最高血圧が50ってことは、

最低血圧は0に近いってこと?


段々遠のく意識の中で、

死んじゃう、私はこのまま死んでしまうんだ…

どうせ死ぬならシスターに手を握ってもらいながら死にたい、

そう思いましたしょぼん

 

その病院はカトリック系の病院だったので、

荘厳なシスターがいらっしゃったのです。

 

「シスターを呼んで下さい…」

私は上手く声に出せたかはわかりませんでしたが、

しばらくすると、

黒い衣をまとったシスターの姿がうっすらと見えました。

 

「まぁ、どうしたの?可哀そうに…」

とシスターはおっしゃり、

私の手を握ってくださいましたパー

 

 

私は、

日頃の行いが悪かったから罰が当たったんだ、

シスターに手を握ってもらっても、

私は天国へは行けない、地獄行きだな…

 

どんどん意識が遠くなる中、

そんなことが最後に頭によぎりました汗

 

 

 

長くなりましたので、その2に続きます…

 

 

 

 

本日も最後は愛犬ラッキーと一緒にご挨拶させていただきますわんわん

Feel
For everyone enjoying life 音譜

毎日が辛い、楽しくない、
生きている意味がわからない、など…
これからの人生に不安をお持ちの方が
楽しい人生になるためのお手伝いをさせて頂きますラブラブ

 

赤ちゃんの時のラッキー

 

 

 

 

はじめまして!


産後うつ
マタニティーブルー
ペットロス
などのカウンセリングをしている下平美奈子です。

これからこのブログで皆さんと繋がっていきたいと思いますドキドキ

プロフィールに記しましたように、
私の今までの経験を少しずつお伝えしながら、
これから皆さんが

楽しい人生を送れるようお手伝い

させて頂きたいと思いますので、
不定期更新ですが、よろしくお願い致します!

うちの愛犬ラッキー犬(現在2歳 オス)と共にご挨拶させていただきますニコニコ

 

ラッキー1歳誕生日の写真