父の手術の日。

今日は仕事を休み、朝から父の病院へ。
縁起でもないけれど、もしかすると最後になるかもしれないからきちんと顔を見て、きちんと声を聞いて、普段は見ない足の指まで見てきました。

私と似てた。

小さいときに歩き方を真似するために眺めてた足。
大きかったのにな・・・
今じゃ1cmしかかわらない



早いものであらよあらよと手術室へ入る時間に・・・


ドラマで見るような光景に、何だか胸が痛かった。


縁起でもないけれど、最悪の場合を想定したことを苦笑いしながら口走る母・・・
看護師さんに怒られながらも、顔は苦笑い。

だけど、わかるよ、母さん。
不安でたまらないよね。


母さんもキツイはず。



手術開始から9時間半。

まだ何の音沙汰もありません。



母の明るい安堵したデッカイ声の電話が待ち遠しい。



彼は優しい。家族も忙しいなか優しい。
忙しくもなく、一日ずっとぼぉっとしてゆったり過ごしたのに、なのになんでこんなに心踊らないのか。笑えないのか。

彼からの電話さえわずらわしい・・・
彼だからわずらわしいのか・・・

結婚なんてできないな、こんなじゃ。
まぁプロポーズなんてされてないし、されちゃ困る。今は「はい」なんて返事できない。
なのに何故こんなに彼に落胆しているのか。付き合って4年目の区切りに何もなかったからか・・・私はケーキ準備したのにってか・・・
それは私の価値観だろが。押し付けるな。

でも価値観合わなきゃ、結婚したってイライラばかりだろ。
運命の人は誰なんだ。