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AppleからiPhone7が正式発表された。

 

いつもの通り、事前に多くのAppleウォッチャーから情報が発信されており、今回もサプライズはなかった。目玉は防水機能の追加であろうが、これは使い勝手上、まっとうな進化と言って良いと思う。Appleの余計な外部接続を極力排除するという基本理念の延長線上の進化とも言える。これで外部とのハード接続はLightning端子のみとなり、設計デザイン上の制約も減少した訳で、次は充電も非接触充電となり、スピーカ・マイクも面振動デバイスとし前面のホームボタンの両側にでも配置すれば、本体には一切の開口部はなくなり、より堅牢な自己完結型のハードが完成するであろうと思う。

ハード上で残っている進化は、大型化する画面の割れ対策としてのフレキシブル化である。このためには有機ELの採用が必須であり、既にAppleは来年に有機ELの採用すると発表している。Appleは有機ELパネルの供給体制さえ整えば今回の7で採用したかったであろうと思う。これまで1年おきに大きな進化をしてきたiPhoneのレガシーを守るには今年が変革の年の筈だったが、今回の7は防水機能という作り手にとってはチャレンジングな機能を実現したが、ユーザーにとって魅力的な新価値を生み出したとは言えないと感じる。

 

かつて、SONYWalkmanを毎年のように進化させていた時は、技術テーマの引き出しが沢山あり、SONYは敢えて出来上がった技術を全て盛り込まずに、市場を見ながら小出しにすることで毎年のリニューアルを実現し、買い替えを促すことで販売台数の右肩上がりを持続させていたと思う。創立後にSONYを手本にしていたAppleも同様の戦略を持っていると思うが、当時と今とでは技術の進化がより先端部分に達しており、容易には採用に至らないことと、途上国を含めた巨大な世界市場をターゲットとしているゆえに量産初期からの大量供給が必須となるため、当時のSONYのように引出しに留め置く余裕はなくなっているのが実情であろう。

 

昨年後半から成長鈍化を不安視されているAppleではあるが、今回の7を見た限りでは再浮上は来年を待たなければならないのではと感じた次第である。  2016/9/8  10:30