噂のカシオさんの初コミックスを | OG:LIFE

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山羊通信-P1000460.JPG

カシオさんといえば、


古キョンの同人誌がモンスター級に人気高い作家さんという認識。

常になんかガツンとくる感じの表紙でセンスいいなぁと思ってましたが。
商業誌になっても相変わらず印象的な絵を表紙に持って来られる!

話は2部構成の短編が2作品、一話完結短編2作品、各作品の後日談を描き下ろしで収録。

こんなところを突っ込むのも恐縮ですが、
さやちゃんの出番と扱いがもっと格上にしてほしかった~~妹~~!
男性だらけの空間に出てくる女子ってリアル要素的な認識なので
勿論脇役のノンケの男友達とかも含めて、主役を囲む人たちって重要ですよね!
妹が井上君に気があるっぽい発言をして嫉妬する場面とかそういう所が良いです!
二人か片方にもっと葛藤があると私の場合更にグっとくるんですがそれはどうでもいいですね(笑)
あ、でもちなみにそういった意味では「恋愛初期症状」は良かったです。
頑張って否定して否定して無理だったどうにかしてくれコノヤロー!っていう感じが(笑)

ストーリーは短編はどうしても展開を急がざるを得ないのでそのあたりはぜひロングスパンの展開を妄想力で補うとして、カシオさんの魅力は絵柄の持っている独自の雰囲気というかオーラですね。

顔のアップと伏せ目が美しいです。薄い感じの体躯がまた色っぽい!


私同人誌は実は読んだこと無いのですが、初出順に見ていくと、『雪崩くんはそれを我慢できない』は独白が多いのですが、『氷の旋律』は一気に台詞量が多くなり『恋愛初期症状』は台詞量が少し減り『スイッチON!』では台詞主体で展開している感じでしたので、東京漫画社ではテイストがライトめなのが傾向としてあるのでギャグを交えたりする意味でも独白は抑えてあるのかなと思いました。だから東京漫画社のコミックス好きなんですけどね。ライトなんだけどいいんですよ+
台詞でまわす方がテンポがはやくなるので、そういったバランスをとっているように感じました。



それにしても東京漫画社さんはなかなかいい作家さんのいい作品を出すことが多いので
今後是非カシオさんの長編連載とかあれば是非読みたいですね*+*

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BLコミックスのレビューはレビューサイトちるちるさんでの記載文を転載しています。
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