人生初、BLCDを買いました(笑)また何か人生において危険な一段をあがった気が(笑
BLGAME(キラル2作)は買ったことあるのですが、CDは初めて(この順ていうのもなんだか変か・・・)
今までBL小説は一押しされた「花降楼シリーズ」以外はほぼ「読む端から飽きる」ばっかりで自分の当たりになかなか出会えなかったのですが。ついに(笑
買ってきたのは
真崎ひかるさん原作のドラマCD『淡雪』。
<CAST>
羽多野渉(武川秀一)
鈴木達央(和倉佑真)
武内健(水沢那智)
前野智昭(高井)
鈴森勘司(佑真の父)
間島淳司(山科)
嶋村侑(木村由佳)
山口享佑子(婦人)
一馬芳和(担任)
<あらすじ>
高校3年生の和倉佑真は、異性に興味を持てない自分を覆い隠すように、必要以上に明るく振る舞っていた。そんな上辺だけは平穏な日常が、後輩・武川秀一と出会って変わり始める。無愛想だけどまっすぐな武川に、恋をしてしまったから。誰も好きになってはいけないのに――思い悩む佑真だが……?
<感想>
CELL DIVISIONの歌でノックアウトされた二人の共演ということで、池袋の本屋でチラとキャスト見て、陳列されていた原作をチラと読み「これはいける」と直感的な判断の元、購入しました。
キャスティング凄く良かったです。
人間の設定がとても普通で、キャラクターの住んでいる世界も普通。世界観とか、出会い方とか、話の流れ、感情の変化が極端じゃなくて、凄く自然な感じがしました。
話の引っ張り具合もニクイなと。「うぅじれったい・・・!」って何度も思った(笑)
「小さな幸せ」をみつけて「嬉しい」って思っている佑真がそれはもうめちゃくちゃ可愛い。
BLCDで鈴木達央さんを聞くの初めてだった訳なのですが、フリートークで過去に経験のない純粋可愛い系キャラだったそうで、実際歌を聴く限り低音でクールな印象が強かったもので、聞いた瞬間にびっくりさせられました。
羽多野渉さんも普段のイメージにはないぶっきらぼうなキャラクターだったので、とても新鮮なドラマでした。低音ボイスといっても暖かい感じがするので、そこは心境の変化とともに見え隠れする秀一の優しさが声からじんわりと伝わってきてなんとも+++
秀一君、言葉の伝え方も不器用なだけに、結構ふとした瞬間の言葉が殺し文句。ときめきました+++ロマンスをありがとう←
あと、BGMが控えめ・シンプルな音なのでそれも物語を引立たせています。
独白の量もタイミングも良いなと思いました。
店長が~店長役の武内健さんすごいいい声でした!和む・・・癒し系。
笑い方とかが凄く好みでした。
で、この人作品のシリーズは多分いいと思って、「白雨」も買ってきた次第(笑)
話の流れ的に「淡雪」→「白雨」なんだそうなので、時系列的に正確な買い方をしました。
<cast>
谷山紀章(加賀有隆)
武内健(水沢那智)
羽多野渉(武川秀一)
鈴木達央(和倉佑馬)
瀧本富士子(加賀隆世)
森夏姫(水沢咲子)
佐藤晴男(江本)
荻野晴朗(福島)
白熊寛嗣(担任)
真仲恵吾(高尾)
<あらすじ>
心中決行を約束した日に街を出た水沢。8年後、かつての恋人・加賀が子連れで水沢の前に現れる。自分が裏切った恋人の出現に戸惑う水沢。8年前にはなかった穏やかさで微笑む加賀に水沢は再び惹かれていくが…。
<感想>
原作のシリーズのストーリーに確信があったのでキャスト確認もせずに買いに行きましたが見てみたら谷山さんでした(笑)もうこれは買うのにさらに迷いが無くなったよね←
秀一・佑真はなんか・・・こう実際そういう関係になっても尚プラトニックさの漂う純な二人だったんですが、流石アダルト組(笑)すごい色気。武内さんの魅力がMAXでした。GJ!
きーやんはやっぱりちょっとアナーキーな感じが似合う!
回想シーンがとっても丁寧に描かれているのがとてもよかったです。
おばあちゃんにお礼を言うシーンとか水沢アイズにどんな笑顔が写ったのか見たい・・・!
現実軸の量とラストのしめくくりにはちょっと物足りなかったな・・・でもこれは
二人が好きすぎるゆえの欲だと思うので、たった一回CDで一時間弱二人のやりとり聞いてただけでこんなに好きにさせてしまったストーリーと演技力に乾杯です。
最初の歴史の話が何気ない伏線なんですけどこれが凄い切ないです。あと、先生がいい人すぎ。泣けた。大きい人だ・・・。
全体の感想をひっくるめると、
羽多野さんの言葉をお借りすると「夕立は良いイベント」だよね+++ってかんじで(笑
フリートークCD是非聞いてください。超楽しいです。羽多野君が。
きーやんがいると話盛り上がるね(笑)エロスネタ投下(笑)の度に羽多野君が際どいのでその辺が聞き所かと(笑
科白回しは結構極端めなキャラな加賀君でしたが、水沢が良い感じにデフォルトに戻すのでバランス良かったです。