23日の朝になっても39度の熱は下がる様子がありません。
そして前日から痛がっていた首の両側の痛みが増してきている様子。
この日も抗生剤の投与と、頚部の腹部(胸)のエコー検査。

ママの勤務先の病院ということもあり、医師が4人もみてくれています。
その4人が4人とも「川崎病の疑いが強い」との事でした。

事前にもしかしたらという考えもありましたが、改めて医師の口から発せられる
その言葉は、体に響いてきました。
そして、もう一度医師同士で話をしてきますとの事。
この時、私とママは結果は既に分かっていました。

しばらくして医師が2名。やはり川崎病の疑いが強いと。
ただ、川崎病と確定するには6項目ある症状のうち5項目が該当する必要があるとの事。すーたんは現在でまだ該当2項目。他にグレーの項目が2項目ほど。

それもそのはず、通常川崎病は発病から5日頃までに症状がでるとのこと。

ただ、すーたんの状況を見ていると他に考えられる病名が、なくはないがその確率はきわめて低い状況ということでした。
そこで両親に判断が委ねられました。それは

「川崎病と確定される5項目に該当するまで待つ」
「すぐに川崎病としての治療を始める」

私が気になったのは、すぐに治療を始めてしまった後に川崎病ではなかった時にリスクがあるかどうか?」ということでした。

その答えは、治療に使う薬(γグロブリン)は、仮に川崎病ではなくてもこのまま熱が下がらなければ使うとのことでした。ただ、その薬を使うと稀にショック状態になることがある、と。

どちらにしても同じ薬を使うのであれば、39度以上の熱から少しでも早く開放してあげたいと思い、治療開始をお願いしました。

といっても点滴に薬を入れる&飲み薬が増えるという治療です。
その薬は2日に分けて投薬するので効果がすぐにでるということではないが、じわじわ聞いてくるとの事。

その日はパパが付き添いで泊まりました。結果、朝の4時代にやっと38度代に下がりました。ただ、首の痛みが増しているらしく食べ物を口に入れるだけで痛いとの事。早くよくなるといいね^^