2024.02.15.
最近気づいたことがある。
それを言語化するのに3日かかってる(笑)
もしかしたら当たり前でみんながやってるかもしれないことを、あえて言葉で表すならどう表現するか。
私が言わんとしていることを「きっとこういうことよね?」って別の分かりやすい言葉で表現できる人は是非教えて欲しい。
長くなるかもだけど…
いきます。
「バードビュー」
カーナビで使われているやつ。
上空を飛んでいる鳥が上から斜め下を見ている視点で地図が表示されるやつ。
このバードビューという視点を自分の中に持つと、なぜか作業の性能や効率が上がる気がする。
そして、なぜか疲労感もいつもより軽い気がする。
気がするだけでまだ自分の中にしっかり落とし込めていないけれど、後のために 今のこの「おや?」という感覚を書き留めておこうと思う。
事の発端は友人から教えてもらったこちらの動画を実践してみたことだった。
⬇⬇⬇
5秒で体軸を作るというもの。
私はアスリートではないけれど、骨盤の歪みも治るそうなので、健康目的ではじめてみた。
さて!と動き出す前に
一旦身体の力を抜いてから この方法でゆっくりと立ち上がる。
ある日、目を閉じた状態で立ち上がると、まるで自分が巨人化したような感覚になり、天井が頭のすぐそこにある気がした。
その感覚が面白くて、目を閉じたまま天井から見える景色を脳裏に映し出(想像)してみた。
するといつもより部屋全体が見渡せているような気がしてくる。
そっと目を開ける。
いつものサイズの自分がいる。
でも脳裏には天井から見た部屋全体の景色が残っている。
そのイメージの中に今部屋に立っている自分の姿を追加する。
自分を見下ろしているので自分の頭のてっぺんが見えているイメージ。
その視点(イメージ)を残したまま動き出すと自分が属する空間がいつもより広がる。
日頃 自分が目視で感知できている空間は案外狭い。そこに少し上から見下ろす視点を足すことで視野は大きく広がる。
これだよ!!
目の前の事柄に集中するあまり、視野が狭くなっている時に
「引きで物事を見てみよう」と話してもなかなか伝わらない話。
「もう1人の自分を作って、少し離れた所から自分を見てみよう」と伝えても、できません!と言われちゃう話。
私はこの視点のことを上手く伝えたいんだ。
この時の私は物理的にいつもより広い視野を手に入れたような気持ちになって心が踊った。
これで私が伝えようとしていることが分かってもらえるかも!
仕事から帰ってきた娘をつかまえて早速レクチャー!!
「ね?ね?こうすれば視野が広がるイメージ 分かってくれる!?」
「うーーん、自分を見下ろす想像はできても 部屋全体の空間は見えないね…」
「え?部屋全体が見えないってことは今あなたの周りには何があるの?」
「何もない」
「どゆこと?モヤがかかってるの?それとも真っ白な感じ?」
「うーーん、自分が見えてる空間だけがあるって感じ。後は無いね」
視野を広げるという話をリアルに体感してもらうには まだ試行錯誤が必要なようだ。
一旦置いておくことにする。
頭を切り替えて。
ここからは バードビューを使うと作業効率が上がる気がするし、疲れない気がする~という話に戻そうと思う。
例えばキッチンで食器を洗う時。
目の前の皿を洗っている私が属する空間(目視できている空間)はシンク周りだけになる。
そこにバードビューの視点を追加すると、自分が属している空間がシンク周りから部屋全体、更に家全体に広げることができる。
食器洗いは毎日のことで体に染み付いているから、作業自体はほぼ自動。何も考えなくても手が勝手に動いて食器洗いは終わる。
洗い始める時は面倒くさいなぁーと思っても、やり始めれば特に辛くもなく終わっている。
これでは効率も疲労感もよく分からないので、これと同じことを週末のカフェの仕事に応用する。
ランチを食べにくるお客様には、食後にデザートやコーヒーを出すタイミングがある。食べるスピードは人それぞれなのでテーブルごとにタイミングはバラバラだ。
普段はホールにいながらチラチラ食事の進み具合いを見ているのだけれど、洗い場に入ると洗う事に夢中になってしまい私はそれを忘れてしまう。
そこでこのバードビューを導入してみる。
洗い物をしている私を見ている視点は私の脳内にお店全体を映し出す。
「おおお!見える!見えるぞ!」
肉眼で手元の食器を見ながら、脳内では店内を見渡している…そんな感じ。
脳内はあくまで想像の世界なので、リアルとは恐らくズレている。
でも食器を洗いながら
「最初に来たお客様はあのテーブルだからそろそろデザートをお持ちする時間かも?」
「あそこのテーブルは話が盛り上がってるから食べ終わるまでもう少し時間がかかるかな?」
「お皿のパスタをフォークで集める音がする…そろそろ食べ終わるのかな?」
自分が属する空間が広がると
見えていなくても空間から情報が届く。
言い方を変えると、
視野を広げることで自分が属する空間も広がって、実際には見えていなくても空間から届く情報を受け取れるようになる。
そんな感じ。
空間が狭い状態で同じことを処理しようとすると、洗い物を一旦止めてホールに出て、それぞれのテーブルをチラ見してまた戻ってくる…を繰り返すことになり効率が悪い。
効率が悪いと無駄な動きが増えて疲れる。
そうか!マルチタスクが苦手な私は視野が狭かったのか!
マルチタスクができる人を見て「どういう脳みその使い方してるんだろう?」っていつも思ってたけど、多分視野が広いんだ。
広い空間から情報をキャッチしながら次の行動や指示を組み立ててるんだ!しかもそれ無意識でやってるんだぜ!マジですげーな!!
…そう思った。
とても悲しい事や辛い出来事があって、目の前のことで精一杯になることがある。
どうして私がこんな目に遭わなければいけないの?そう思うとますます絶望して泣きたくなってくる。
そんな時にこの視点を持ってみると、目の前の辛い出来事から少しだけ距離を取ることができるよ。
落ち込んでいる私、泣いている私を真ん中に置いてバードビューで見てみよう。
その鳥の視点はね、想像の範囲を広げれば自由にどこまでも飛べるんだ。
美しい景色を見に行って
ちょっと気分が軽くなったら帰っておいでよ。
窓から見える電線に止まって
部屋で落ち込んでる私を見てみて。
優しくしてあげようって思うよね。
大丈夫!私がついてるから!って思うよね。
泣いてる私は ひとりじゃないって思うよね。
私には私がついてる。
私の強い味方は私自身だ!!
3次元と5次元…
視点の違いなだけな気がする。
切り替えるスイッチは
もうみんな持ってる。
だいぶ着地点がズレてるね…
最後まで読んでくれてありがとう!
はぴいち