5つ星のうち 5.0 アーティストとしての成熟が感じられる一枚。, 2008/3/11
率直に言うと剛と光一の声質の乖離がそうとう激しくなってきているのだが、
それを楽曲のなかでうまくコントロールできるようになっている。
過去の楽曲には見られなかった、ボイスエフェクトではない重唱パートが多くなっており、
厳密な意味での「デュオ」らしくなれたと言えよう。
高音で気持ち良さそうにのびのびと歌う剛に対し、やや苦しげな光一が少々痛々しいが、
それでも破綻なくそれぞれの役割を果たせていて大変よろしい。
曲選も、シンプルなものから難曲までより幅広い構成の曲が集められており、飽きない。

これからも頑張ってくれ!170cm未満の男性の希望の星、KinKiよ!