目次
「堕落論」←本の題
「続堕落論」
「日本文化私観」
「恋愛論」
「不良少年とキリスト」
「FARCEについて」
「文学のふるさと」
「風博士」
「桜の森の満開の下」←本の表紙イラスト
エッセイ7編に小説2編を加えた、非常に、非常に中途半端な作品集。
安吾を読む上で外せない「白痴」も「教祖の文学」も「青鬼の褌を洗う女」も収録されていない。
これではなんとも仕方がない。そもそも小説とエッセイを一冊の文庫本にまとめるのに無理がある。
表紙の絵で読者を釣ろうという発想は良いと思うが、残念ながら肝心の本の中身がイマイチである。
これで表紙以外に独自の挿絵が付してあればまだ買う価値もあったろうが、悲しいかな、完全に表紙だけの見かけ倒しである。
もし安吾を読んでみたいとお思いなら、岩波文庫版選集をお買い求めになられるのが宜しい。
桜 の森の満開の下・白痴 他十二篇 (岩波文庫)
堕 落論・日本文化私観 他二十二篇 (岩波文庫)
「堕落論」←本の題
「続堕落論」
「日本文化私観」
「恋愛論」
「不良少年とキリスト」
「FARCEについて」
「文学のふるさと」
「風博士」
「桜の森の満開の下」←本の表紙イラスト
エッセイ7編に小説2編を加えた、非常に、非常に中途半端な作品集。
安吾を読む上で外せない「白痴」も「教祖の文学」も「青鬼の褌を洗う女」も収録されていない。
これではなんとも仕方がない。そもそも小説とエッセイを一冊の文庫本にまとめるのに無理がある。
表紙の絵で読者を釣ろうという発想は良いと思うが、残念ながら肝心の本の中身がイマイチである。
これで表紙以外に独自の挿絵が付してあればまだ買う価値もあったろうが、悲しいかな、完全に表紙だけの見かけ倒しである。
もし安吾を読んでみたいとお思いなら、岩波文庫版選集をお買い求めになられるのが宜しい。
桜 の森の満開の下・白痴 他十二篇 (岩波文庫)
堕 落論・日本文化私観 他二十二篇 (岩波文庫)