手術当日は絶食のため、検診の時間以外はひたすら眠る。

で、次の日の昼間。


ほぼお湯のようなお粥を頂く。二日目は流動食と言われていたので、もしかしたら鼻から?とかビクビクしてたけど一安心。


お昼の後、新生児室へ行ってもいいですよ。と言われ、いざ新生児室へ!


1日ぶりにチビサダヲと会える!!


がしかし身体が予想以上に痛い!!


傷が、というよりその周りが痛い。そして重い。


さらに、カテーテルやら点滴やら色々ぶら下げているのでなんか大変。


満身創痍でエレベーターに乗り新生児室へ。


保育器に入って寝ているチビサダヲを見てまた泣く。小窓を開けて頭をなでたり写真撮ったり。


もうすぐ保育器から出られるので、そしたらお部屋に連れていきますね。と言われて一旦部屋に戻る。


しばらくするとコットに乗せられたチビサダヲが到着。次のミルクの時間まで一緒にいられるとのことで、しばし二人きり( ・∇・)ドキドキ。


なんて思ってたら…


凄いタイミングでまさかのお義父さん登場!


アポなし凸!!


むしろチビサダヲが部屋にいるときで良かったわ。


ひとしきり写真撮ったり写真撮ったり写真撮ったりして、帰って行った。


とても嬉しそうでよかった。








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手術室に着き、いざ手術台へ。


産まれて初めての手術台。意外と幅が狭くて怖い。


まず最初に下半身への麻酔を打つために横向きに寝る。


最初の注射はそれほど痛くなかったけど、次のやつを打たれた瞬間思わず奇声を発するくらいの違和感。痛みじゃなくて、なんか変な感覚。さらに次々に背中に何かを刺される。


どんだけ刺すねん!と軽く切れそうなくらい刺される。


腕に氷をあてられ、冷たいか聞かれる。


冷たいです。


次に太ももに氷をあてられるけど、既に感覚ゼロ。どこにあてられてるかも分からない。


ふしぎやー。


なんて思ってたら、下半身が見えないように胸の辺りにカーテンが設置され執刀開始!


痛くないとはいえやっぱり怖いので、なるべく意識しないように腕の点滴とか見たりしてた。


そして


赤ちゃんでますよー!という先生の声とともに、お腹から何かが出る感触!!


助産師さんが時間を伝えて、しばらくすると大きな泣き声!!


サダヲも号泣!!


産まれても衰弱してる可能性があると言われていたので、元気よく泣いてる声を聞いてホントにひと安心。


無事でよかった。とお腹開けっ放しでなき続けるサダヲ。


そこへ、元気な女の子ですよー!と助産師さんがチビサダヲを連れてきてくれた。





産まれたばかりの赤ちゃんて、顔くしゃくしゃで泣いてるイメージなのだけど


チビサダヲ、めっちゃ目を開けてぼーっとしてる。


感動の対面のはずなのに、思わず


この状態は大丈夫なんでしょうか?と素で確認してしまった。


どうやら帝王切開の場合、産道を通らないでいきなり産まれてしまうので、赤ちゃんもびっくりしてしまうらしい。


しかも、苦しくないので目も開けられるし泣き止むのも早い。とのこと。


なるほどー( ・∇・)


で、あっという間にチビサダヲは別室に連れていかれ、サダヲは残りの処置をされ病室へ。


下半身が全く動かないので、5人がかりでの大移動。


測定器やらなんやらを設置し、看護士さんたちが帰りケンタロウと二人になった。


と、ここでやっと


終わったー\(^o^)/って実感。


ケンタロウが撮ったチビサダヲの写真や動画を見て再度号泣。


この日は動けるはずもなく、チビサダヲに会えたのは手術室での一瞬だけだったので、次の日に会えるまで起きてる間中何度も何度も写真と動画を見続ける。


とはいえ、ほぼ3日間まともに寝てなかったので病室ではほとんど眠ってたけど。











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iPadだと上手く書けないのでスマホに移動( ・∇・)



陣痛のお墨付きをもらったものの、まだ分娩まではかかりそうなので、間隔が5分になったり痛みが強くなってきたらまた来るようにと言われて一旦帰宅。


家に帰って横になりながら陣痛をやりすごす。


間隔は10分くらいで痛いのは30秒から1分程度くらいか?痛いけどまだ全然耐えられるくらい。


これが陣痛だとしたら全然余裕なんですけど。って感じで( ・∇・)


なんて思ってたら…


夜中の2時半…


今までの比じゃないとんでもない激痛!!


横で寝てたケンタロウも、サダヲの奇声で飛び起きる。


ヤバいヤバいって連呼しながらのたうちまわる。


そろそろ行くべきか?


でも間隔はまだ10分くらいあるし…


て、激痛ながらも律儀に5分間隔になるまで耐える。


そして午前5時


5分間隔が4回ほど続いたので、ついに病院へTEL。


すぐに来るように指示され、準備をしようと立ち上がったその時!


ついさっき終わったはずの陣痛再来!!


え( ・∇・)


立ち上がった勢いかと思いきや、いつの間にか間隔が1分になってるお。


玄関でうずくまり、エレベーターホールでうずくまり、ケンタロウの車を待つ間に2回うずくまり、車のなかで3回悶絶。


やっとの思いで病院に到着し、そこでもうずくまり…


ヨロヨロになりながら受付で話そうとするも声がでない。


助産師さんにこのまま分娩室へと促され。着替えて分娩台へ。


子宮口ももうかなり開いてて、すぐでてくるかも!


と思ったのも束の間


陣痛の度にチビサダヲの心拍が急に弱まると。と助産師さんから告げられる。


異常分娩の可能性があると言い、当直の先生を呼びエコーを見ることに…


何がなんだかわからないサダヲと立ち会い中のケンタロウ。


そしてエコーでわかったのが、現在チビサダヲはへその緒が挟まってしまい旋回異常を起こしていて、子宮口からでてこれない状態であるということ。挟まったへその緒が、陣痛で子宮が収縮する時に圧迫され、酸素が送られなくなっているということ。

『オーピーが妥当です』先生が助産師さんに伝える。


オーピー?


オペ?


帝王切開てこと?


痛いながらも先生たちの会話をなんとか理解しようと聞き入る。


助産師さんは、あぁでももうお母さんの身体は分娩できる状態なのに!と、自然分娩をあきらめきれない様子。


もちろんサダヲも、ここまできたらそのまま産みたい。


ただ、当直の先生ではオペの判断はできないので院長先生が来るまで待機。


もちろんこの間は無駄に陣痛をやりすごす。


できるだけチビサダヲに負担がないように呼吸を乱さないことを心がけて…


さっきまで陣痛きたら発作みたいになってたけど、チビサダヲに負担が大きいと聞いたとたん我慢できるようになった!自分なんてどうでもいい!チビサダヲが少しでも苦しくないようにともうそれだけ。


母は強し。とはまさにこのこと。


そして院長先生が到着し、やはりオペをしましょうという結果に。


院長先生はサダヲが逆子治したりしてたのを知ってるだけに、とても気を使って励ましてくれたけど、チビサダヲご無事に産まれるのならもうどんな手段だって構わない


それに


助産師さんに、このまま無理やりに自然分娩で産んだとしてチビサダヲに後々影響があったりするのかと聞いたら、絶対ではないけど酸欠状態で産まれて来たらしばらくは危険な状態になるかも…と言われたのも。


オペの同意書にサインをして、陣痛を無くす点滴を付ける。


点滴を打っているものの、オペの準備中も陣痛が来るのでホント辛い。


こんなことなら逆子のまま最初から帝王切開の方が全然楽だったのでは?と思ったり。


そんなこんなで準備が整いいざ手術室へ。