贄川(にえかわ)は荒川の上流域にある三峯街道の宿場町だった所です。
贄川とは荒川の流れが急で煮えたぎっている様に見えるから、又神撰の魚を捕った贄からきているとも言われています。
贄川の宿は、三峯山への登拝(三峯神社への参拝)の最後の宿場として大きな役割を果たしてきました。

日本武尊は三峯山を経由して猪狩山に登り、イザナミ・イザナギの尊を祀ったとされて、猪狩神社の起源とされています。 この地域には「日本書紀」の神話を取り込み縁起・社伝として残された物が多く見られる様です。 
いずれにしても三峯神社の影響を多く受け、狼信仰が盛んでした。
いまでも祭礼の直会の時、最後に氏子・参拝者のよる「ウオー・ウオー・ウオー」とオオカミに似せて鬨の声をあげる事が知られています。


二段目の石階段を登ったうえに本殿があります
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猪狩神社の扁額
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拝殿・幣殿・本殿を横から見ました
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本殿の壁にかけられている 中国故事に倣う「韓信股くぐり」の彫刻
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阿吽が逆ですが優しい顔つきの吽像
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筋肉が表現されている阿像  アバラが見え尻尾も長い
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頬のもみあげが、巻き毛でキユートです
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鋭い牙を見せています
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参道に咲いていた花
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