fda0901のブログ

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NPO法人FDAの就労生によるブログです。


NPO法人FDA主催、哲学の会(11月講演会)

【日時
2011年11月29日(火) 19:00-21:00

19:00-19:15
【食事】
19:15-20:15

【内容】

「自分のキャリアは、自分で創る

~スーパートップセールスへ~」 

 柴田知栄 氏

■1967年生まれ。中央大学法学部卒業。

第一生命入社後、国際企画部を経て、96年から営業職員に。

1999年度から9年連続で第一生命の契約高1位を記録している。

特選営業主任は、第一生命4万人の営業職員のうち

トップクラスの営業職員に与えられる資格(2009年現在8人)。

MDRT(世界百万ドル円卓会議)会員、トップ・オブ・ザ・テーブル会員。


受付は、以下のウェブサイトで承っております。

http://www.fda.jp/index.php/news/archives/19





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皆さん、こんにちは!FDA訓練生のTです。

10月に入って大分涼しくなってきましたが、もみじ

今日は3回目の記事として改めて働こうと思ったきっかけを綴ります。


前回の記事で触れた部分ですが、私は仕事をお休みさせて頂いた後は、

まず、「悲しさ」の余り何も出来ない時期があって、

その次に、「不安・絶望感」の高まりの結果、現実と向き合うことが出来ない時期がありました。ガーン


その現実から逃避してしまった時期は、

知人からの連絡を折り返すことも出来ず、SNSを開くこともできませんでした。

上手くいっていない自分の生活と同年代の知人とのギャップを知ることが怖かったのです。ダウン


また、時間が空いていると、どうしても余計なことばかり頭に巡ってしまいます。

そんな時間を生み出さない為には、何か他の娯楽に集中することが手っ取り早い解決策でした。

自宅に埋もれていたゲームや、Youtube等の動画サイト、ネットゲームなどに興じていたのです。ゲーム


こんな心境を変化させたのは、大きく2つの要因がありました。



1.ネットゲーム参加者に対する興醒め


私は時間を埋めるために、ネットゲームに初めて参加していたのですが、

ゲームを遊んでいくなかで一部のユーザーの遊び方に嫌悪感や恐怖感を覚えました。


その理由は既存のゲームとは違う参加したいたネットゲームの特徴に由来します。

・参加は無料、ゲームを有利にするための施策は有料。

・現実時間と繋がってゲームが進行し、ゲーム参加時間が長い人程有利。

つまり、長い時間パソコンの前に張り付いて、お金を費やせる人程楽しめるのです。時計お金


中にはデイトレーダーという働き方をしており、

パソコンの前に居ざるを得ない方もいらっしゃると思いますが、

ゲームに人並み以上に参加して楽しんでいらっしゃる方は未就労なり、

自宅に籠っている方等、何かしらの形で居場所が無い方が多いと自分なりに感じました。カギ


そういった自分の現状は棚の上に置いて、ゲームの中で活躍する自分に陶酔する…

こんな人とゲーム上で対峙する中で、正直「気持ち悪いな」という気持ちが芽生えました。

その人自身がどうこうというよりは、その人が現実から逃げている姿勢に対してです。

結局は、私自身もどんぐりの背比べな状況ではないかと気づくきっかけとなり、

そこから自分をどうにかしていこうと思うようになりました。グー


2.東日本大震災長期ボランティアの参加者


今年の3/11以降、私はひょっとしたきっかけから東北の被災地にボランティア活動へ行ってきました。

合計で10日間程の活動をしてきましたが、その中で出会う方々と触れ合う中で気づいたことがありました。


長期でボランティアしている方の中には、ご自身がボランティアをしている場合ではない方も少なくない。


私は、「ボランティアがどうあるべきか?」というような議論を展開するつもりではありませんが、

ボランティアをしている方には、

・近くに住んでおり、たまたま被害に合わなかった方

・昔住んでいたことがあったり、友人が住んでいたりと、その地域に縁のある方

・医療や看護・介護資格を持っていて派遣された方など…

様々な理由があると思います。

その中に、「必要として貰えるから」という方がいらっしゃるのも事実です。


実際、私が支援活動をしていた地域に長期で泊まり込みでボランティアをしている方には、

非常に優しい気持ちを持った方々なのですが、無職だという方も少なくありませんでした。

勿論、無職であろうが、実際に津波の現場での復旧作業には活躍することができます。

来て頂けることは、被災者の方にとっては大変助かることだと思います。


一方で、そういった無職のボランティアの方の中には、人を助けている場合ではない方もいるのです。

なぜなら、その人自身が自分の人生を生き抜く術を有していないからです。あせる

私もまさにそんな1人だなと感じることとなり、人助けをしたいなら自分がしっかり生きないといけない。

その為には、形態はどうであるにせよ自分は就労を目指そう。アップ

そう思うきっかけとなったのです。


次回は、実際に就労に向けて行っていった行動を振り返り、

またその中で困難だったことを取り上げていければと思います!グー

こんにちは!FDAの訓練生のTです。アップ

前回は、就労不能になってしまった背景について触れさせて頂きました。

今回は、2番目の記事として仕事をお休みしていた以降の状況を綴っていきたいと思います。


まず、最初の1ヶ月はとにかく「悲しいしょぼん」という気持ちで胸が一杯でした。

仕事の関係者(取引先や同僚)は勿論のこと、家族にも迷惑を掛けてしまっている…

ただ、自分1人では状況を打破することができなくて…という無力感からの悲しみです。

食欲も殆ど湧かない状況で、自分の平均体重より5kg以上痩せていて、

1日のほとんどを寝て過ごしていました。ぐぅぐぅ


そして、ある程度の時間が経つと、仕事による影響(ストレスを含む)を受けなくなってくるので、

仕事のせいで辛い思いや、悲しくなるということは徐々に無くなっていきました。

一方で、これから先のことを考えた時の「不安・絶望感」というのが頭を過るようになっていきます。


ただでさえ、1年目の基本的な仕事で行き詰ってしまったということや、社内外での信用を失ってしまい、

同じ仕事を続けていくのは、自分にとって物凄い厳しいイバラの道のように思えたのです。

営業形態がルート営業だったことも、自分をネガティブに追い込んでしまった要因かもしれません。

一方で、仕事を辞めて何か他に進む道や、やりたい仕事があった訳でもありません。

そんな中、自分は今後どう歩んでいけば良いか分からず…考えれば考えるほど萎えてしまう。

その為、日々を考えないで済むように時間を潰していくような過ごし方をするようになっていきました。


昔のゲームを掘り返して遊んでみたり、Youtube等で過去のバラエティ番組やドラマを視聴してみたり、

ネットゲームに参加してみたり、と非生産的な時間を過ごしていました。ダウン

勿論そんなことで楽しかったり、幸せであったりする訳ではないのですが、

現実と向き合うことが何よりの苦痛だったので、それをしないで済むことで落ち着かせていたのです。


このような時間が、今振り返れば随分長く続き、半年以上このような日々を続けていくことになります。


次回は、この状況から脱却しようと思い始めたきっかけについて書いていきますね。音譜


こんにちは!FDAのトレーニーTです。

本日は第一回目の内容として、私が就労不能に陥った背景について触れていきます。

読んで頂く方によっては、決して心地よい文章ではないかも知れませんが…

同じような状況の方のご参考になればという目的で、可能な範囲で具体的に綴りますね!


私は2009年に大学卒業後、某企業に営業職として入社しました。

2か月程の研修を終えた後、北関東エリアの配属となり、直行直帰型で働く日々を始めました。


半径200kmぐらいのエリアの担当小売店を自宅から車で訪問して回っていたのですが、

やはり、初めての仕事ですので、簡単には思うような成果を上げることができませんでした。

ただ、とにかくチャレンジしてみて、失敗する中でも学ぶことで何とかしていこう!

足りない部分は仕事量を増やすことで何とかなっていくだろう!と考え、その点は切り替えていました。


また、仕事の環境としては、新人ながらも自由に働けるような裁量を頂いていました。

車やパソコンも常に私が自宅で管理できる状態で、取引先は土日も営業している形態の企業です。

言ってみれば、平日に「いいとも」後から働き出すことも、または土日祝日もずっと働くことができる環境。

そこで、私は土日も勉強の機会と捉えて進んで働き、「頭の中が仕事漬け」の日々となっていきました。


その状態を半年ほど続けていくと、段々と努力や気力だけではカバー仕切れないような状態になりました。

やらなければいけない仕事がどんどん溜まる一方で、気力が湧かずに手がつかない。

常に何かに追われている状況。土日の時間も仕事のキャパシティに含んでしまっているので休めない。

そして、うっかりミスが増え、車のエンジンを駆けっぱなしで車から長時間離れてしまうような始末。


そんな状況では、顧客に十分なサービスや提案をご提供できるわけもなく、

担当者からお叱りを受けることも多々ありました。その時は悔しさと情けなさで悲しくなり…

どんどん悪いスパイラルにどんどん陥ってしまったのです。


傍から見れば、「○○すればいいじゃん!」、「なんでそうするの?」という事も多々あった訳ですが、

直行直帰という環境の中で、自分1人で積極的に判断して行動していく必要があり、

気づいた時には自分の状態が異常を来すまで追い込んでしまったのです。

結果、医師から精神疾患という判断が下され、上司と相談の上で仕事をお休みさせて頂くこととなりました。


今考えれば、そんな状態になる前にできることもいっぱいあると思うのですが、

当時はそうすることでしか、状況を脱することができないと強く思っていました。

良く言えば「意志の固さ」ですが、悪く言えば「頑固、思い込み」。

状況に応じて、柔軟に適応していくしなやかさの必要性を学ぶ機会となりました。


次回は、また来週以降に「未就労時の状況」について触れていきたいと思います。

宜しくお願い致します!