政府関係者は11日、誘拐された大学生について、「大阪府に実家がある横浜国立大学4年生、中村聡志さんの可能性が高い」と語った。

 高村外相によると、大学生はイランの隣国のパキスタンからイランに入った後に誘拐されたという。イラン国営通信は11日、大学生がケルマン州で城塞(じょうさい)遺跡見学に向かう途中、武装グループに拘束されたと伝えた。イラン警察当局者は10日夜、本紙に対し、大学生が同州バムで行方不明になったことを明らかにした。

 この警察当局者は、大学生が「(世界遺産の)アルゲ・バム城塞を訪れるためバムを訪問し、10月6日にホテルを出た後、行方がわからなくなった」と述べた。ただ、国営通信は大学生が8日に拘束されたとしている。
テレビ埼玉は11日、おませな女の子と新人教師が巻き起こす騒動を描いたテレビアニメ「こどものじかん」の放送を取りやめることを明らかにした。同局では「札幌の小学校教頭の児童買春事件など社会情勢に配慮した」と説明しており、代替番組については検討中という。

 「こどものじかん」は、問題児ぞろいの小学校に赴任してきた新人教師、青木大介の奮闘を描いた物語で、原作は、私屋カヲルさんが月間マンガ誌「コミックハイ!」(双葉社)で連載している。早熟な少女りんが大介にさまざまな手段でアプローチする様子などが過激に描写されている一方で、教師によるいじめなど、学校現場での問題点なども描き出し、話題を呼んでいた。

 問題となったのは、札幌市立小学校の教頭が1日、「出会い系カフェ」で知り合った少女にみだらな行為をしたとして、児童買春・ポルノ禁止法違反(児童買春)容疑で逮捕された事件で、教頭は少女600人のわいせつな写真や動画を撮影。00~07年に雑誌に投稿し、計約1800万円の謝礼を得ていたとみられ、同市教委は10日、教頭を懲戒免職処分としている。

 テレビアニメは当初、テレビ埼玉ほか3局で順次放送する予定だった。11日に放送する予定だった三重テレビも延期を発表、チバテレビ、KBS京都では放送する予定。
ロシア国内で家庭に保管されている「たんす預金」の総額が、推定300─600億ドル(約3.5─7兆円)規模であることが分かった。セルゲイ・ドゥビニン前ロシア中央銀行総裁が10日に語った。
 ラジオに出演したドゥビニン氏は、金融機関に現金を預けない風潮が同国の銀行システム発展の足かせになっているとの見方を示し、一般市民のたんす預金を引き出す必要があると述べた。
 セルゲイ氏は1995年から1998年の財政危機直後まで中銀総裁だった人物。現在は公益企業ユニファイド・エナジー・システム<EESR.MM>の財務責任者を務めている。