Everybody Fantastic Chicken ☆☆

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『人生は要約できない』

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続いては『フィッシュストーリー』

メインの『フィッシュストーリー』に加え、

『ポテチ』という短編も入っています。


でも『フィッシュストーリー』自体も

短編集のようなもので読みやすいですよ


夜の動物園にはエンジンがいて、

空き巣は奇妙な村へ迷い込み、

さえないバンドはまた売れない曲で、

間奏が無音の曲がきっかけで、

準備は大事なんだよってお話です



なんのこっちゃ!ですが

ひとつひとつ温かいストーリーなので

伊坂初心者の方に勧めたいなぁ

いつものラストでどんでん返しが

フィッシュストーリーは短いサイクルで

何度も起きるので一気読みしちゃうと思います

あと、じんわり泣けます


涙が流れるというよりは目頭が熱くなるの方が近いかも。




そして『ポテチ』

愛すべきおバカな空き巣のお話。

こちらはすでに映画化されています

主演は伊坂作品でお馴染みの濱田岳さん

私は先にこっちの情報を得ていたので、

『ポテチ』読みたくてウズウズしてたw


主人公がとにかく愛しい作品です

脇役が気に入ることが多いので、

ここまで主人公が好きになったのは初めて

そしてもちろん『フィッシュストーリー』とも

関わりがるのでそちらもお楽しみに



そして泣けます。

これは涙を流してしまうタイプの方です

でも私はかーなーり涙腺がゆるいので(笑)





読み終わると少しだけ優しくなれる気がする

いや、優しくしたくなる一冊

「悪くない」と言いたくなるはずです

この日常も今の自分も良くはないかもしれない

でも、「悪くない」なぁと思いました




個人としては「あーこれだから伊坂はやめられない」

と改めて実感しました。かなりオススメです。







さてさて、こんなもんじゃ終わりませんよ




お次は『マリアビートル』。

ここからは伊坂氏の作品しか出て来ませんのでw

「伊坂なら『マリアビートル』が好き!」

ってお友だちが多かったので期待して、

あとは『グラスホッパー』との関わりがある

という噂があったのでさらに期待して、

挑みましたよ!!!←勢い





こちらの作品は新幹線での物騒なお話

私ね、想像力と感受性には自信あるんです

↑自慢するようなものなのかは不明ですが。

だから基本的にグロ描写は苦手でして…

しかし、いかんせん物騒なお仕事の方々と
憎たらしい中学生の話だから

毎回ページめくるのにビビってましたw




登場人物では七尾が好き!

何をやってもとことんツイテナイのが

かなり共感(笑)

だから七尾が自身の不運を語るときの

『彼が洗車するときは必ず雨が降る

しかし雨が降ってほしくて洗車するときを除く』

っていう引用がツボでした






読んだ感想は

スカッとします!まさに雷雨からの快晴!


もやもやどよーんとしていた気持ちが

ラスト10ページで快晴

いや、虹までかかっちゃったよ。的な


最後は自分でも笑っちゃうくらい

ページをめくるスピード速くなりますよw



読み終わった後はガッツポーズをしたくなるような

或いは「いっちょかましてやるか!」

と大声で言いたくなるような作品。


ぜひこのスッキリ感を味わっていただきたいです



『グラスホッパー』を読んでいなくても楽しるけど、

読んでると1.5倍楽しいと思う

なんでかって「おぉ!あのときのアイツじゃん」

と同窓会気分で読めちゃうからですw





お次は『猫を抱いて象と泳ぐ』


小川洋子さんの作品です





私が読書を始めるきっかけになったのは


重松清さんの『くちぶえ番長』。


それまで本を読む習慣もなかったのですが、


先輩に読みやすいからと薦められて読みました


かなり短いのと「僕」と「番長」のお話で分かりやすくて


小一時間でペロッと読んでしまいました(表現w)



しかし次に『舞姫』を読んだんですけど


話が重すぎてダメでした(x_x;)しんどかったです。




それから家にあった『終末のフール』で伊坂氏にハマり


私はずぅーっと伊坂縛りで読書をしてきたんですね。


前置きが長くなりましたが、つまり久々に伊坂氏の呪縛を解いたわけです





今回の『猫を抱いて象と泳ぐ』は読書好きの親友に勧めてもらいました


小さな小さな少年が大きな大きなチェス盤の海を旅する物語です


私チェスは全く知りませんでしたが、楽しめました^^


でもチェスを知っていたら2倍楽しめると思いますよ


この感覚ね、伊坂氏の『砂漠』でも味わったんです


「あー、麻雀知ってたらもっとおもろかったのに」って(笑)


↑すぐに話それるw




そろそろ感想をね、


「美しい」という言葉を「美しい」という単語を用いずに


感じることができる作品です(意味がわからんw)


すごく繊細な言葉遣いで今にも崩れてしまいそうな世界観を表しています


きっと作者は同じ情景描写でも無数の表現方法を知っていて、


溢れんばかりの感受性を持っているんだなと思いました


一文字一文字を噛みしめて読んでいると一瞬で本の世界へいってしまいますよ



というか、知らぬ間に自分がチェスの海を泳いでいた という感覚。




読み終わると静かに本を閉じ、抱きしめたくなる作品です



個人的には春のやわらかい日差しの中で、


あるいは秋の哀愁漂う夕方に読んでほしい!!(私は極寒に読みましたがw)