さて、大どんでん返しです。

 

 

 

 

 

 

術後の通院にて。

 

 

 

その日は病理検査の結果を聞く日でした。

 

 

 

 

それまでの様子としては、

 

 

 

 

 

 

・術前診断→良性

 

 

 

・MRIで見た感じ→悪いものではなさそう

 

 

 

・手術で摘出した際→はっきりとは言われていないけれど、悪いものではなさそうな感じ

 

 

 

 

 

だったので、まあ大丈夫でしょ、と呑気に診察へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

これまでの記事に書いたように唾液ろうもあったので、まずはそちらの診察。

 

注射器で溜まった唾液を抜いてもらい、

 

 

 

 

 

医師「検査の結果なんですが」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

医師「癌が出ました」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まじで。

 

 

 

嘘でしょ。

 

 

 

大丈夫だと思ってたから一人で来ちゃったよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私はとってもびっくり&ショックを受けましたが、何だか軽い感じの医師笑い泣き

 

 

 

 

曰く、

 

 

 

 

耳下腺がんの種類は多岐にわたるが、私の癌は一番多いタイプの低悪性のもの。

 

粘表皮がんという種類のようです。

 

 

 

今後は経過観察(半年に1回程度のCT)とのこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

突然の告知(告知は突然なものだとは思いますが)で動揺していて特に質問もできず、2週間後の唾液ろうの診察の予約を取って帰りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

が、夫に話したり色々調べたりしているうちに、「本当にそれでいいのか?」という疑問がどんどんどんどん湧いてきて…。

 

 

 

 

 

翌日、病状を家族も一緒に説明してほしいと病院に連絡をして、予定よりも1週間早い予約を取りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

耳下腺癌。

 

 

 

以下、私調べですので情報の真偽はわかりませんが、少しでも同じような方々の助けになればという思いで書かせていただきます。

 

(同じような状況の方、ぜひコメントください…!!!!)

 

 

 

 

耳下腺がんは10万人に0.6人?の希少がんだそうで。

 

 

 

本当に情報が少ないです。

 

 

 

(広義に言えば唾液腺がんということになるようです。(これは医師に言われました。))

 

 

 

 

 

そして低悪性のものが転移、再発する可能性は、100人に3人程度とのこと。

 

 

 

 

3%。

 

 

 

耳下腺がんになる前なら、「まあ大丈夫でしょ」とも思えたでしょう。

 

 

 

でも、10万人に0.6人のがんになった今。

 

3%、決して少なくない数字に思えて怖いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

癌の告知を受け、改めて「良性、悪性ってどういうこと?」と思って調べました。

 

 

良性は転移しない。そこに留まる。

 

悪性は転移する。

 

 

ということのようです。

 

 

 

 

 

私の場合、腫瘍はとりあえず取り切れたようですが、体の中に癌が残っていない保証はありません。

 

 

 

 

 

特に追加治療が必要でないと言われている段階でできることは、免疫力を高めること。かな?

 

 

 

 

 

しっかり動き、食べ、休み、笑うことが一番なのかな。と思っています。

 

 

 

 

 

私のナチュラルキラー細胞、頑張ってびっくりマーク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところで私は健康オタク気味?で、

 

元々添加物も出来るだけ取らないように配慮し、

 

意識して有機栽培の野菜を食べ、

 

食事のバランスも意識し、

 

タバコも吸わず、

 

妊活を意識してからはお酒も飲まず(それまでも時々飲む程度)。

 

 

…運動不足気味ではありますが。

 

 

正直、なんで私がー!!!!という気持ちはかなりあります。

 

 

 

 

 

 

 

でも、今回のことで色々考えました。

 

 

 

 

耳下腺癌(低悪性)の5年生存率は90%以上のようです。

 

私の世代(アラサー)全体での5年生存率はきっともっと高いでしょうが、それでも100%ではないはずです。

 

 

 

不慮の事故、突然の病気。

 

 

 

仮に完全に健康でも、明日も元気である保証はどこにもありません。

 

 

 

正常性バイアスが働きますから、普段はそんなに意識しません。

ずっと意識してたらおかしくなっちゃいそうですよね。

 

 

 

 

 

 

癌は非常に非常にショックですが、

 

不幸中の幸いと思える部分はあって。

 

 

 

まずは、見えるところに腫瘍ができたこと。

 

希少癌は見つけるのに時間がかかることも多いようなので、小さいうち、早いうちに見つけられたことは本当に良かったです。

 

 

 

次に、夫が育休中であったこと。

 

医師からは

 

「多分良性なので、授乳が終わってから(1-2年後)の手術でも良いのでは」

 

と言われていましたので、

 

もしも夫が普通に仕事をしていたら、先延ばしにしていたと思います。

 

 

(私は気にしませんが、医師のこういう言葉、責任問題になったりしないのでしょうか。大変なお仕事ですよね…。)

 

 

 

小さいうちに腫瘍を見つけることができたこと。

 

医師に先延ばしで良いと言われながらも早めに手術ができたこと。

 

 

 

 

「もっと今を大事に生きなさい」と言われた気分です。(誰に)

 

 

 

 

先延ばしにして癌が広がっていたらと思うと、ゾッとします。

 

 

 

 

 

 

 

なお悪性なら痛いとか大きくなるのが早いとか、傾向はあるようですが、全てには当てはまりません。

 

私は痛みはあったような気がしますが、大きさは半年以上変わりませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

違和感があったら病院に行く!

 

受けれる検査は受ける!

 

 

 

 

 

私世代だと乳がんや子宮頸がんが多そうですが、どちらも検査すればわかることが多いと思います。

 

自治体から無料検査の案内が来るところもあるのではないでしょうか。

 

 

面倒がらずに、怖がらずに、ぜひ行っていただきたいです。

 

 

私のような希少がんでは、症状が出なければ気付くのは難しいですが。

 

 

 

 

予防できることは予防したいものです。

 

 

 

 

ちなみに子宮頸がんの検診、私の住んでいる自治体では2年に一度無料になりますが、産院の医師からは「ぜひ毎年受けて!!」と強く言われました。

 

正直、「毎年受ける必要ある〜?」と思っていましたが、

 

受けます。絶対に。

 

検査でわかるのだから。

 

 

 

 

 

 

若干脱線しましたが、

 

蓋を開けてみたら悪性でした、そんなこともあります!

 

という記事でした。