
約3年ぶりの投稿、失礼します。
今年の冬は全然雪が降りませんね。スキー好きとしては何とも歯がゆい日々が続いております。
実は昨年からバックカントリー(BC)スキーに興味をもちはじめまして必要な道具を色々揃えているところであります。
スキーとは言っても今までのアルペンスキーとは道具がまるで違い、スキー板、ビンディング、ブーツまで互換性がないものがほとんど。
そしてアルペンレーシングやゲレンデスキー以上にユーザー人口が少ないため道具の全てが高価。
そんな中、この間のBlack FridayでBCブーツが激安なのを発見して思わずポチ。
DYNAFIT BEASTを入手。日本で買うと8万は軽く超えるブーツが3.4万ならそりゃ買いますって。
恐ろしく軽量なうえにBCブーツの中ではフレックスがかなり固くアルペン寄りなブーツ。俺様にピッタリ。
ところが、履いてみると母趾MP関節が当たって痛い。いわゆる「外反母趾が当たる」というやつ。
BEASTはCUSTOM LIGHTという熱形成インナーなのでオーブンで温めて自分の足に合わせることが可能なのだが通販なのでそれもできない。(そんなでかいオーブンはない)
で、ショップに持っていった。
店長によれば、BEASTはインナーが薄いので熱形成してもアタリの解消は難しいのでは、と。
「シェル出しの方がいいですよ」と。
そんなわけで有料だが良心的な価格でシェル出しすることに。

デカいオーブンでシェルごと温める。その後どういう加工がされたかは奥の間で見えず。
ものの15分で仕上がったブーツに足を通すと「おぉ!」全然当たらない。ありがとうございます!
と店をあとにして3日後。もう一度足を通すと・・・ん?まだちょっと当たる気が・・・
ネットのどこかで読んだが、シェルを押し出したあとに冷えると少し戻るという。それか。
またショップに行くのはしんどいし何とかDIYできないかと考えてやってみた。
まずは自分の足の幅を測る。約99mm。
3*3cmの角材を99mmの長さに切る。精密さは要求しない。
両端の角を落として丸くする。別にグラインダーじゃなくてよい。
このくらい。
インナーを履いて痛かった箇所にマークをつける。シェルを並べてインナーのマークに相当する部分にも印をつける。結構適当でいい。
シェルの中に加工した角材を入れる。シェルが薄いので角材が当たっている部分が盛り上がっているのが外から見える。
大まかな位置を決めたらバックルを締めて角材を固定する。
ヒートガンで局所的に温める。ちなみに電子工作用だw。バックルのリベット部やシェルの接合部は避けて局所的に。
指でポンポン叩きながら温度を確認する。やり過ぎるとシェルが融解しちゃうので叩いて触れる程度にする。
指でじっくり触れても大丈夫な温度になるまで放置。ちょっと位置を変えたいときは熱いうちなら角材が動かせる。
冷めたらインナーを入れて試し履きする。改善がなければインナーを外して角材を入れ直し、もっと強くバックルを締めたり位置を変えたりして何度でも繰り返す。
角材ももう少し長いものを用意すればより押し出しの強いシェル出しができるはず。
温めすぎなければ満足いくまでチャレンジできるのでショップに頼むよりもカスタム度は高いと思う。
まぁ自己責任で。