結構反響のあるHackシリーズ
その中でも前々から書きたい思ってたEvernoteでの
GTD(Getting Things Done)実践方法を書いていきます。
まずは、GTDとはなんぞや?
概念からご紹介。
GTDとはGTDは次の5つのステップで構成され、これを日単位、週単位でなど一区切りごとに繰り返す。
1.収集: 頭の中にある「気になっていること(問題)」を紙などに書き出す。
作業中のメモ書きなども参照して、問題点を出して行く。
2.処理: 書き出した内容を、手順に添って、リスト化する。
3.整理: リストを自身がスケジュール管理に使っているツール(手帳など)に入れ込む。
4.見直し:自分の状況や状態でそれらが可能かどうか見直し、検討する。
5.実行: リストアップした「出来ること」を順次片付ける。
こういった作業を行うための手順の見直しをステップを追って行うことで、
「あれもしなくちゃいけないし、これもやらなきゃいけないし…」といった混乱した状況から脱して、
着実に作業を進めて行くのがGTDってもの。
GTDの概念フロー
「収集」ステップ
頭の中で気になっていることをとりあえず紙などに書き出す。
仕事のこと、プライベートのこと、将来のことから日常の瑣末なことをとりあえず
頭の中にある気になることを出し尽くす。

「処理」ステップ
収集のステップで出したタスクを、優先度や処理するタイミングなどに応じて
適切な管理場所に振り分ける。
基本は以下のリストを用意しておいて、必要に応じて自分用に改良するのがいいと思います。
「すぐやる」リスト
「次にやる」リスト
「いつかやる/たぶんやる」リスト
「連絡待ち」リスト
「プロジェクト(仕事の案件別)」リスト
「カレンダー」リスト

「実行」ステップ
状況に応じて、愚直にタスクを実行!

「見直し」
収集→処理→実行のステップを、日単位、週単位で見直してタスクの整理を実施。
これらのステップを、グルグル回していくっていう手法です。
GTDはいろいろサイトで紹介されてるんでちょっと検索してみるといいと思います。
このサイトなんか割とわかりやすいんじゃないかと。
写真でわかるGTD(初回編)
http://bizmakoto.jp/bizid/articles/0606/28/news097.html
この概念を前から知ってたけど、本格的に活用しだしたのは
GTDの翻訳をした田口元さんのセミナーに参加してから。
そんときのブログ
『百式管理人 田口元氏』
ノートやメモに書いて、それをフォルダに管理するなんて、めんどくさくって
とてもじゃないけど自分はできん。
と思って継続してやってませんでした。
でもセミナーであまりに田口さんが「GTDすげーすげー!」言うんで
よしやってみよう!と一念発起。
ちょうどそのころiPhone買ってEvernoteを使いだしたころだったので、
Evernoteの自由度を活かしてGTDを応用してみようと試行錯誤。
GTDやノート術をやる前は、頼まれたことやタスクを忘れることがかなりあったんですが
このGTDを、Evernoteで実践しだしてから約1年。
もはや「しまった、あれやってなかった!」っていうのはほとんどなくなって
仕事の精度も飛躍的に向上しました。
次回は、実際のEvernoteでどのようにGTDを実践しているか紹介します。
過去のHackシリーズ
【Evernote】概要
【Evernote】Webページクリッピング機能
【Evernote】画像文字認識機能
母の日 with Evernote
【iPhoneアプリ】メモ管理ツール:AwesomeNote
【グループウェア】サイボウズLive