昨日、
仙台に家族が住む方からメッセージをいただきました。
まさに現場の声
僕たちはニュースで知る情報がほとんどです。
でも、それはあくまで一部に過ぎません。
こうした現場の声が
少しでも広まることを願っています。
(以下抜粋)
仙台市内で従姉が被災しました。
しばらく連絡がとれなかったものの、被災後の状況がわかりました。
ちなみに2日前の状況です。
彼女には幼稚園と小学生の子どもがいます。
津波の影響はありませんでしたが、自宅の壁にはひびが入り、水道・ガス・電気が届いていません。
地震発生当日は、子どもたちがインフルエンザで学校を休んでいたため、家族ばらばらにならずにすみましたが、インフルエンザで体調が落ちているなか、水もなく、暖房もない自宅で過ごしていることを考えると、子どもたちの健康状況が心配です。
水道の配給場所の情報もなく、父親は水を手にいれることのできる場所を探し求めているそうです。
車で移動するにも、いずれガソリンが尽きてしまうことを思うとやはり心配です。
体調の悪い子どもたちがいながら避難所に行かないのは、避難所には多くの被災者であふれ、とても厳しく悲惨な状況で、とてもそこで過ごせないと思ったからだそうですが、もしかしたら子どもたちのインフルエンザを、避難所で他の人に感染させてはいけないという心配もあったかもしれません。
その後の状況は連絡を待つのみです。ただただ、無事を祈ります。
報道される避難所は限られています。
報道陣が入れるところには、水や食料、毛布などの救援物資も入りやすいとおもいますが、
交通が寸断され、物資も支援も、そして必要な情報も届かない避難所は、想像以上に数多くあるのではないかと思います。
報道される状況が全てではないことを想像してください。
関東では計画停電が実施され、原発の事故も重なり、その不安からか、昨日はスーパーやガソリンスタンドに人があふれたそうです。
私は埼玉に住んでいますが、午前中にスーパー行くと、保存食やトイレットペーパや生理用品の棚が空になっていました。
一方で生鮮食品や野菜はほぼ通常通りの品ぞろえでした。
不安から必要以上に買いだめに走った市民が多かったことを表しているようにも見えます。
計画停電は3時間のみです。この程度であれば、冷蔵庫の室温も保たれ食品がいたむこともないそうです。
冷蔵品は、保冷剤や保冷バックでくるんで冷凍庫に保存すれば済むことです。
東北の現状とくらべれば、関東の私たちは充分に事足りています。
関東のみなさん、必要なところに、必要な物資や支援が届くよう、冷静な対応をお願いします。
計画停電で日常生活や交通の不便もあり、原発の不安もありますが、
まだ寒さの続く東北後で過ごす被災者のことお思い描きながら、一人ひとりが今できることを確実にしていきましょう。
(ここまで)
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