はじまることとおわること | shirablog

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感じたことを忘れてしまわぬようにと、日々感じたことややったことの日記をつけています。

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昨日は一年ぶりの”高鈴”でした。
昨年は住吉神社能楽殿。



あの空気はステキでしたけど、近い距離で聴けた今回もステキでした。
向かい合って聴くことはとても疲れます。聴き流すものとは違って、言葉に向かい合ってしまうといろいろと受け取ってしまうようです。
帰ってからの余韻がまたずっしりとくる、そういう音楽もあっていいと思います。

決して暗いわけではなくて、終わりを感じたり、思ったりすることで今の大切さを知るような曲達が多いのです。
生まれるってことは死に向かうことだし、出会うってことは別れに向かうってことだし、はじまるってことは終わりに向かうこと。
とても悲しいことだけど、現実で。
いつも思う必要はないけれど、時々は思うのも大切で。

小さいな頃にお風呂でそんなことを母親に泣きながら言ってのをぼんやりと思い出します。
たぶん、その思いはいまも変わらなくて、だから終わってほしくないことを始める勇気があまりないのかもしれない。
ムダに歳を重ねて、その痛みを知ってしまうとなおさらに。
怖がりながらも少しずつ強くなっていかなきゃです。

なかなか聴けないけれど、この曲、すごいすき。