人類にとって服飾とは「繁殖戦略である」と言い切ってしまう私にとって、宇宙の歴史や細胞のお話はとてもトテモ興味が湧く。子供の頃からしっかり勉強しておけば良かったなぁと反省しつつですが・・・。
宇宙137億年の営みの中で どんなに甘く見積もっても人生はたった80年間ほどを生きること。地球上の膨大な生物の中で、ヒトほど特殊な生き物は無い。個体だけでは生き抜けず、つまり一人では何にも出来ないという現実に向き合って「人とは何か」の哲学が深められてきたはずなのだけれど、これがワケわかんない。19世紀のドイツ観念論など読めば読むほどわからなくなるし、そもそも読んでも理解など出来ないものだと諦めの境地に追いやられてしまう。ではどうしたらいいのサ? と哲学者に問うと「哲学とは永遠に回答の出ない論争である」などと、見事にはぐらかされてしまったりする。
私は2千年以上も前にアリストテレスが定義したとされている「人間は社会的な生き物である」という見方=哲学を知って、とりあえず落ち着いている。ただし現世人類20万年の歴史の過程で、社会的にしか生きられなくなったのは、そんなに古いことではないだろう。狩猟をするとか、農業をするという生き続ける手段を手にいれた2~1万年前から社会化を基礎に生存の条件を整えてきたと考えている。
で、歯が痛くなったら歯医者に頼るのだし、服を着るには服の専門家に作ってもらったり勧めてもらったりするワケだよね。きものの着付けなるセンモンカが派生するほど、お互いを補い合い支え合う現代社会を形成してしまっている。蟻とか蜂とかに分業は認められるけれど、人類ほど見事な分業で生き抜く生物はない。たまたま私はファッションという専門領域で生きてきたから、それ以外の仕事・職業・職能・・・に対してモンクも付けたくなるというのが、このブログ=駄弁の目的とお考えいただければ幸い・・・。
で、前回の話題に無理やりコジつけると分業をスムーズに運ぶには笑顔が重要な要素ということになる。私は数年前に筑波大学名誉教授の村上和雄さんの講演を聞いて笑顔・笑いの大切さを再認識した。村上先生は医学者として特に高血圧の研究で素晴らしい業績を上げておられるが、笑いの効用と高血圧治療の関係で、吉本興業と提携して研究を進めているほどだ。村上先生はなんでも科学で解明できると考えなさんな、サムシング・グレートを認めていこうと呼びかけている。彼の著書は数多くあるが「アホは神の望み」(サンマーク出版)などという目の覚めるようなタイトルの本もある。
今日はいつもより、さらにグチャグチャとわけの分からぬ話を綴ってしまったが、私が企業運営にもっと笑顔をとコンサルティングしている背景の一端とお許しを。
で、服飾とは繁殖戦略だという根拠は? とツッコミたくなるでしょう? 過去数年間、このあたりのテーマを学んできて、1年間の授業計画にまとめているところ。荒唐無稽なハナシになるか、それなりに説得力があるテーマになるか、しばしお時間をくださいね。
