こんにちわ!!
先日は,更新をお休みさせていただきました.
漢方と男性不妊症についての内容でしたが、根本的には漢方を飲む方の陰陽の状態に合わせて薬剤を選択します!!
男性不妊症だけでなく女性の不妊症でも使われています.
男性より女性の方が不妊症治療の選択肢は多いのかもしれません.
その中でも漢方薬は、体質改善の意味で使われてきました.
漢方を選ぶときの考え方は、男性も女性も変わりません.
しかし、女性の場合は気血水の中で血を統括する肝の影響も考慮する必要があります.
使われる漢方は、血の異常に対する当帰芍薬散、温経湯やストレス緩和、自律神経失調症に使われる柴苓湯や四逆散があります.
多く使われているのは、加味逍遙散、当帰芍薬散、です
加味逍遙散は、冷え症や更年期障害、月経不順等に使われています.
漢方の診断的に言うと、中〜虚証で気血水が滞りかつ、血が不足している状態に使います
当帰芍薬散は、貧血や更年期障害、月経不順などで使われます
中〜虚証で血水が滞り、血が不足している方に用います
これらは、男性には使われることは滅多にありません.
ここで大切なのがこれらの薬剤の他に男性不妊症でも使われる腎に対する漢方薬も服用する必要があるでしょう.
以前にもお話ししてきましたが、漢方薬には副作用があります.
しかし、西洋薬には無い体全体の状態を整える力があります.
パートナー同士で漢方薬も使いながら妊活をストレスフリーでお過ごしくできるように支援していきます