大亜細亜主義に向かう時代の日本にあって、岸は独自視点で大川周明や北一輝を考えぬいていた事が伝わってくる。性格形成から、国際政治に向かう心のありかたをしっかり語っておきたいという思いが伺える。
国家社会主義の学びを北一輝から引き出していた自信からでしょう。マルクス、エンゲルス、レーニンの主要著作はすべて読み通したというあたり。東大法学部の頂上に位する人物だと言われるだけの事はあって、凡百の政治家の域からは遥に抜きん出ている気がします。


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サイダーラジオ8.3妖怪岸信介のプロファイル その3
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