大森実さんは、自分の20代すでに国際的なジャーナリストとして鳴り響いていた有名人でした。同年代でも大森実さんに憧れる人は多く、いまの田原総一朗さんよりも遥に熱い羨望のような憧れを集めていた気がします。(なぜなんでしょう、わたしは田原総一朗さんにはまったく興味関心が湧かないです。大森実は他界されましたが、いまでもその著作は読んで見たい気がします。この「エンピツ一本」はあの童謡のような坂本九さんが歌った浜口庫之助さんのあのエンピツ一本で、大森実さんのことが歌われているのだそうです。)

児玉誉士夫さんを考えるときに、熱心に取材していた大森実さんの証言はいろいろ興味深いものがあります。大森実さんも児玉誉士夫さんについて狐とたぬきの化かしあいのような気分で追い続けていたのではないでしょうか。また大森実さんには笹川良一さんや岸信介さんとのエピソードをはじめ戦後史のあらゆるビッグな顔ぶれとの交流があるので見逃せません。

動画配信先:

サイダーラジオ5.0:敗戦体験:国際ジャーナリスト「わが心の命ずるままに」

現代史資料:朗読 大森実「エンピツ一本」001

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