「GHQ検閲官」として九州の普通の国民の手紙を開封して検閲、英語
訳してGHQへ報告。たくさんの日本人を逮捕させる仕事に従事した
方が
同じ題名の「GHQ検閲官」という名前の本を書いています。

甲斐弦というかたで
九州のある大学の名誉教授として他界されました。
驚いたのはそのかたも山西省で閻錫山の要請であやうく残留して
4年間も中国と交戦させられるところだったのです。
甲斐弦さんは残留組の居残りに助けられて日本に戻ってきたのですが
その生活を維持するためにGHQの協力者となって戦後大学の
英語教鞭をとって最後は名誉教授としてくらし娘さんを医者、息子さん
大手企業の社員となったと誇らしく著作に書いておられます。
息子さんから「お父ちゃんは売国奴だったんだね」と言われながら
晩年まで芥川賞候補者として小説を書きつづけたそうです。

中国にのこった閻錫山支援軍の兵士は
その後日本政府に補償を求め続けたそうです。

厚生省は、残留兵を「志願兵」とみなして「現地除隊扱い」とし、原則として恩給等を補償しないという姿勢であり2005年には本件で最高裁判所に上告したが敗訴している。仮に日本政府がこれを軍命による残留と認めると、ポツダム宣言に定める日本軍の武装解除に違反することになるとされる



動画配信先:

            サイダーラジオ3.0.3:敗戦後も戦争をさせられた「蟻の兵隊」と
                                           日本再軍備の深い謎

- Dailymotion動画
 
http://bit.ly/1txD10Z