いつもの作業所の駐輪場。例年気づかないところで花が咲いていた。Google先生によると、

ニオイバンマツリ

というお花らしい。可愛かったので撮った。





 家を出て作業所までの道すがら、レモンの木を植えているおうちがある。春になると、実が沢山なり、枝をもたげている。5月になっても花は咲いていて、レモンの実が成っている。毎年「いいものを見せてくださってありがとうございます」と伝えたい気持ちだけど、不審者でしかないので、主が玄関先に出てこないかなと密かに願ってはいる。だから、写真も撮れない(残念(´・ω・`)) 

 これからほんの少しだけ、暑くなるまでの間、バラや紫陽花など、楽しみが増える。夏になればひまわりも楽しみだけど。

命は有限だ。だからこそ自然の美しさと強さに早く気づけるのは得だと思う。私なんて遅すぎるくらいだ。でも、童心のようにたんぽぽの綿毛を可愛いと思ったり、その横で咲く真っ黄色なたんぽぽの頑固さや、場所取りして昼間から缶ビールを開ける人達の横で、風と桜の散る儚さとを感じたり、一年中四季を楽しめる頃合になってきたのは良かったと思う。
そんな余裕のない、詰めて稼いでの自分への憧れはどうしても捨てられないが、今も悪くは無い。

今日の診察で、Dr.と知り合って12年位になるけど、初めて「先生話すことがない」って笑った。一時でも、なりたかった「普通」が続いている。今後躁鬱があるとしても、今、フラットな私がいる。それは幸福なことだと思う。そんな日が来ることも想像してなかったし。

長くなったが、トンネルとトンネルの間なだけかもしれないが、私は今、幸せだ。
そんなちっぽけな日が、続けばいいなと思う。



こちらは芍薬祭り