ちはやふる21巻。
原田先生の強気な表情のドアップ!素敵。好き。笑
以下、ネタバレがありますのでご注意ください。
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ちはやふる21巻の注目シーン、その1!
詩暢ちゃんに、何に支えられてその強さを保っているのか聞かれ、なんにも?と答える名人との場面。
名人はなんにも、と答えていますが、うーん、あるな、絶対あると思います、何か。
彼を名人の座に留まり続けようとさせる、何か。
詩暢ちゃんにとっての何かは、きっとおばあちゃんが関わっているのでしょう。
そんなふうに、1人でかるたを取りながらも、強くありたい理由は明確にある詩暢ちゃんにとって、強い理由がないのは、いけずを言いたくなるほど嫌なことなんでしょう。
神でもあるまいし、というセリフで、そういえば思い出しました。
かるたの神様、というキーワード。
これも、ちはやふるの世界では特別な言葉ではないかなと思います。
千早が新を、かるたの神様だと言ったように。
新が綿谷名人を、かるたの神様はじいちゃんの形をしていると思ったように。
そして、名人を、神でもあるまいし、と思う詩暢ちゃん。
よく、スポーツでも、〇〇の神様って言いますけども、かるたの神様は一体、どんな人に舞い降りるのでしょうか。はたまた、舞い降りるのではなく、そのものになってしまうのかもしれませんが…。楽しみです!
その2!
敵陣に送ったちは、を取れず、運命戦で負けてしまった太一。
そうですね、素人の私ですら、あーーあのときちは取ってたら!!って思っちゃいました。
太一にとっては、どこにあっても、目を瞑っても取らなければいけない札が、ちはなんですね。
そう思いながら、千早を思い出す太一。
元はと言えば、千早に勝ちたいという一心で挑んだ東日本予選。しかし、結局、千早に勝つどころか、ちはを取れずに負けてしまった。
太一が千早に勝ちたいという気持ちが、千早のいない大会で勝つことではないと神様が教えてくれているようです。
そうだよ、太一、そんなふうにしても、ちはは手に入らないんだよ…。
その3!
小石川さんに勝った原田先生の、かるたとの長い月日を指すこのシーン。
最高に胸を打たれました。
読まれない札がわかってくる、と言った原田先生に、太一は一度はえーーー!?と言っていましたが、実際に、読まれない札が分かるということは、運命戦で読まれる札を自陣に置くことができるということに繋がります。
そして、それは運命戦を運命ではなくすることができる。
運がないことで有名な太一にとっては、それは喉から手が出るほどほしい感覚でしょう。しかし、それを身に付けるに至った原田先生とかるたとの歳月は、45年。
そこまでしないと、分からないのです。そこまでしないと、運命戦は、運命のまま。
でも、運命戦で負けた太一にとって、この事実が希望になってくれたらいいなと思います。
そうでもしないと本当に、太一がかるたを……モニョモニョ。
その4!
はい。わたしが村尾さんが好きになった瞬間です!これ!
綿谷名人が亡くなった時のように、暗い顔をしている新の目を覚まさせる村尾さん。
一時は、調子の悪い新に対し、今なら勝てるかも、と思いましたが、でも、顔をたたき、戻ってこいと言います。
これは、少し前、村尾さんがスランプでかるたをやめそうになったとき、新が村尾さんに戻ってくるよう言い寄った時のお返しのような気がしました。
村尾さんと新は、お互いが恐ろしいライバルであると同時に、どちらかが勝つことで自身の強さを認められるような関係だと思います。
だからこそ、今の新に勝っても意味がないと感じたのでしょう。いやーーーいい関係だ。映画に村尾さん出してあげて!泣
その5!
わたしも好きです。笑
新が勝ちました。優しい顔で頭を撫でる村尾さん。同じ黒髪眼鏡なのに、村尾さんは、なんて優しいオーラなんでしょうか。例えるなら、田舎の縁側…みたいな。(?)
その6!
猪熊さんが、新幹線の中で搾乳した母乳をトイレに流すシーン。
ここ、泣けました。
やはり、母親としての苦悩って、すごく胸に響きます。クイーンになることは、子供よりも大事なことなの?と自信に問う猪熊さん。
前回、母親になることは、子供に人生を半分あげることだ、と書きました。このシーンも、そのことを表している気がします。
あげなきゃいけないはずの半分の人生を全部自分のものにしてしまっているから、溜まってしまった、あげるはずだったものを捨てなきゃいけなくなる。
母親は、そんなふうにできていると思います。
そうまでして、クイーンになる意味って…?
それに対して、猪熊さんが純粋な気持ちではっきりと断言できる答えが見つかることを祈っています。
その7!
あーー!早くも答えが見えそうです!笑
かなちゃんママ、つよいですねえ。母親の強さを感じます。
着物の空いた袖口から授乳することを教えてくれたかなちゃんママ。かるたを取る時の正装が袴です本当に良かったです…。
彼女が子供と天秤にかけていた、かるたでクイーンになることは、本当は子供と天秤にかけるべきではなく、母親としての自分とかけるべきだったのかもしれません。
そして、母親の自分として、子供に見せたいものか、女王としての自分だと気付いたのかもしれませんね。
はい。そんなこんなで21巻でした!
そういえば、5月中に全巻解説し終わるって言ってたのですが、できませんでしたね天秤にすみません泣
巻を追うごとに解説がどんどん長く理屈っぽくなっている気がしますが、すみません!お付き合いください。笑
皆様の意見もお聞きしたいので、よろしければコメントください!
それでは22巻に続きます。






